【礼拝前に身を清める】スーダンで目にしたイスラム教の「ウドゥー」

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【礼拝前に身を清める】スーダンで目にしたイスラム教の「ウドゥー」

スーダンで暮らしていると、礼拝の前に顔や手足を洗い、身を清める人々の姿をあちこちで目にします。この礼拝前の浄めは「ウドゥー(小浄)」と呼ばれ、イスラム教における大切な実践の一つです。
モスクには、礼拝前に多くの人がウドゥーを行えるよう、洗い場が設けられていることがあります。また、学校や職場などでも、洗面所などを使って礼拝前に身を清める人々の姿が見られます。

礼拝の前に行う「ウドゥー」とは

ウドゥーは、礼拝(サラート)の前に、手や口、鼻、顔、腕、頭、耳、足などを水で清める行いです。身体を清め、礼拝に先立って心身を整え、神に向き合うための宗教的な実践です。 

 

水差しを使って行うウドゥー

 

モスクには、多くの人が礼拝前にウドゥーを行えるよう、複数の蛇口や腰掛けを備えた専用の洗い場が設けられていることがあります。一方、礼拝は必ずしもモスクで行うものではありません。学校や職場、店先、旅先など、そのときにいる場所で礼拝することもあります。そのため、洗面所や屋外の水場などでウドゥーをする姿も日常的に見られます。

たくさんの人がウドゥーを行う様子
https://youtube.com/shorts/UYDNFti3dEI?si=JzLGRIl5xGwNBgH1

ウドゥーとイブリーグ
水を貯める大きなタンクとイブリーグと呼ばれる水差し(左下)

ウドゥーとイブリーグ

スーダンでは、イブリーグと呼ばれるプラスチック製の水差しを使ってウドゥーを行う様子もよく見かけます。水差しは都市部でも村落部でも広く使われています。 

モスクだけでなく、商店の前、家の中庭、食堂など、生活のさまざまな場所に置かれています。ウドゥーだけでなく、食事の前の手洗いなど、身体を清潔に保つさまざまな場面でも使われています。  

市場や商店では、店主が一時的に店を離れ、店先で水差しを使ってウドゥーを行う姿を見かけます。 小さな商店(ドゥッカーン)では、店主一人で店を切り盛りしていることも多く、扉を閉めて鍵をかけたり、チェーンや南京錠をかけたりして、商品をそのままに、一時的に店を離れます。店の軒先や市場の通路がそのまま礼拝の場所になることもあります。

暮らしの中にあるウドゥー
スーダンの住宅で見られる水場。座ってウドゥーができるようにつくられている。

暮らしの中にあるウドゥー

アザーンが響くと、人々は店先や市場、学校、職場、自宅など、それぞれの場所でウドゥーを行い、礼拝を始めます。スーダンで暮らしていると、このような光景を日常的に目にしました。