WHO WE ARE

団体概要

「目の前の命を救いたい」
から始まった。

2002年。外務省の医務官として赴任したスーダンで、医師である川原尚行は、多くの人々がマラリアやコレラで命を落としていく現実を目の当たりにしました。

しかし、外交官という立場では、自ら診療することができませんでした。

「目の前の困っている人を救いたい」——その想いから外務省の職を辞し、2006年に認定NPO法人ロシナンテスを設立しました。

当初は、日本人医師による巡回診療から始まった活動。けれど、活動を続ける中で見えてきたのは、“日本人が診療を続けるだけでは、地域の医療は変わらない”という現実でした。

だから今、ロシナンテスが力を入れているのは、現地の人々が自分たちで地域の健康を守れる仕組みづくりです。

現地の人々による巡回診療の仕組み化。安全な水へのアクセス改善や栄養支援。現地スタッフや行政との連携。AI搭載のエコーや遠隔診療システムといったツールの導入も含めて、人不足・資材不足の村落部での最善を探りながら活動しています。

安全な水を口にするスーダンの子どもたち

究極の医療は、
戦争をしないこと・
させないこと。

現在スーダンは、2023年から続く紛争の最中にあります。
“究極の医療は、戦争をしないこと・させないこと”

こうした強い想いがありますが、私たちにできることは本当に小さい。
しかし、諦めるという選択肢はありません。

ロシナンテスはスーダンの人々とともに、一歩一歩前に進んでいきます。
「この先も地域に医療が残り続けること」を目指して。

ABOUT US

団体概要

団体名
認定NPO法人 ロシナンテス
所在地
〒802-0082 福岡県北九州市小倉北区古船場町1番35号
北九州市立商工貿易会館7F
連絡先
TEL: 093-521-6470 / FAX: 093-521-6471 / E-MAIL:info@rocinantes.org
WEB
https://www.rocinantes.org/
設立
2006年5月1日
MISSION VISION VALUE

ビジョン

支援した地域の人たちが、「医療」を自分たちのものとし、地域の人たちだけで医療を継続できる仕組みが根付いている世界。

ミッション

病院が無いなどの理由で、必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、一人でも多くの命を救う。そして、誰もが健やかに生きることができる環境をつくる。

バリュー

  • 目の前で困っている人を助ける
  • 家族の絆と地域の和を大切にする
  • 一人はみんなのために、みんなは一人のために
笑顔で手を振るスーダンの子どもたち

THOUGHTS

本サイト開設への想い

「おめでとう」とは言えない、20周年

ロシナンテスは設立以来20年にわたり、スーダンをはじめアフリカの医療が届かない地域で、巡回診療・診療所建設・水・栄養改善など包括的な保健事業を展開してきました。2026年はロシナンテスにとって設立20周年の節目の年です。しかし、最初の活動地であるスーダンが内戦の中にある今、『20周年おめでとう』という形ではなく、この節目をスーダンを知ってもらう機会にしたいと考えました。「かわいそう」でも「遠い国の話」でもない——想像の、数段上をいくスーダンに、出会ってほしい。スーダンを知り、好きになる。そんなサイトを目指しています。

MESSAGE

認定NPO法人ロシナンテス
理事長 川原尚行よりメッセージ

スーダンに関わって、20年以上になります。内戦が始まる前から、スーダンは決して平和な環境ではありませんでした。何度も国外退避を経験し、そのたびに活動を再開してきました。今回の内戦は、いずれの時よりも厳しい状況です。それでも、現地の人々の強さと温かさは変わりません。活動を再開できたことを、心からうれしく思っています。スーダンの人々には今、自らの力で立ち上がろうとする気概があります。私たちロシナンテスも、その傍らでともに歩み続けます。堅忍不抜で、やると決めました。高杉晋作の『面白き こともなき世を 面白く』という言葉に、私はこう続けています。『ともに目指すは 未踏の頂』と。チーム・ロシナンテス全員で、まだ誰も登ったことのない場所へ——スーダンの人々とともに、ことをなしていきたいと思っています。まず、知ってほしい。スーダンという国を、人を、文化を。知ることが好きになることで、好きになることが支えることにつながると、信じています。

診療所の前に集まるスーダンの子どもたちとロシナンテス
Photo: Junji Naito