認定NPO法人ロシナンテスは、
途上国に水と医療を届ける日本発祥の国際協力団体です。
病院ない。医者いない。
そんな地域に、希望届ける
仲間
になってください。
活動を始めて17年。
皆さまのご支援で、たくさんの笑顔がうまれています。
Junji Naito Photographs
日本発祥の
医療支援団体です

ここからまた走り続けるために、
チーム・ロシナンテスの
新たな仲間を集めたい!

目の前で失われていく命
「目の前に病んでいる人がいるのに何もできない・・・」
私、川原尚行には、医師として忘れられない光景があります。
外務省の医務官としてアフリカのある病院を訪れた時のことです。
病室にはたくさんのベッドが並んでいました。
一つのベッドには複数の患者さんが寝ています。
そして建物の外に行くと、木の下にもたくさんのベッドが置いてありました。
患者さんたちは、建物の外のベッドで点滴をつながれていたのです。
人びとは、マラリアやコレラで苦しんでいました。
「なんとかしたい」
しかし、外交官やその家族の健康管理を任務とする医務官の立場では、何もできませんでした。
Junji Naito Photographs
濁った水を飲む子どもたち
スーダンの国土の大半は砂漠で、水が十分に手に入らない地域も多くあります。
ロバなどの家畜が排泄したため池の水を、飲料水として使っている人々も。
不衛生な水を飲むことで感染症にかかる人がたくさんいます。
特に小さな子どもたちは、下痢で命を落とす可能性が高まります。
しかし、水を飲まなければ生きてはいけません。他に選択肢がないのです。
ご寄付は寄付金控除の対象となります。
目の前で苦しむ人びとを
助けたい!
ロシナンテス設立へ
「ひとりの医師として、私は何
をすべきなのだろうか・・・」

まともな医療を受けられずにいる人たちを目の前にしながら、現実を見過ごすだけで良いのか。
自問自答の日々が始まりました。

家族や収入のことなど、心配ごともありました。

しかし、そこに困っている人がいるのだから、なんとかしたい。それが原点なのだと思い至りました。

そして、「外務省を辞めて、医療活動を行おう」と決心を固めることができました。

外務省を辞職して最初に始めたのが仲間づくりです。多くの人に会って協力を求め、日本から応援してくれる仲間、
渡航先のスーダンの事務所兼合宿所で助け合う3人の仲間とともに医療活動が始まりました。

後のNPO法人ロシナンテスです。

ロシナンテスの名前は、小説「ドン・キホーテ」に出てくるドン・キホーテの乗る痩せ馬のロシナンテに由来しています。
「私たち一人ひとりは痩せ馬ロシナンテのように無力かもしれない、
しかし、ロシナンテが集まりロシナンテスになれば、きっと世界を笑顔にできるはず」
こんな想いをこめて名付けました。

挫折、そして・・・

手探りで進める活動では、たくさんの挫折を経験しました。

今でも痛恨の大失敗として思い出されるのは、医薬品の廃棄です。
ある時、自治体に寄贈された段ボール20箱分の医薬品をスーダンまで運び込みました。
喜ばれると思っていましたが、
スーダンでは認可されていない薬だったため、使うことができませんでした。

自らの手で貴重な医薬品を燃やして処分した時、
暑さで汗が滴るのと同時に、涙が止めどなくこぼれてきたことを今でも覚えています。
ですが、数々の失敗からは多くのことを学びました。

例えば次のようなことです。
1. チームを作ること
ひとりで全てを変えることはできません。しかし、仲間がいれば、挫折しても続けることができます。そして、何かを変えることができるかもしれません。
2. 現地の人びとと共に歩むこと
「援助する」という考えを捨てることにしました。現地の人びとと共に歩んでいくことで、それまでは分からなかったたくさんのことが見えてきました。
3. 病の背景を診ること
例えば、水たまりはマラリアの温床になることがあります。地域の習慣が危険な妊娠・出産につながることがあります。目の前の患者さんを救うためには、その背景も診る必要があることを学びました。
時間がかかったとしても、
現地の人々を巻き込んだチームでの活動へ
  • 援助する
    日本人が医療を行う活動から
    当初は、川原自身が村々を回り、診療して回っていました。それももちろん有効です。しかしこのやり方では、川原がいなくなったら何も残らない。そう気がつきます。私たちがその国からいなくなった後も、そこに住む人々が、自らの手で、その国の人々の命を守っていく。そんな未来が見たいと思うようになりました。
  • 共につくる
    その地に医療を根付かせる活動へ
    医療施設のない村々を回って医療を提供する巡回診療のサポートや、国や地域と協力しながらの診療所建設、病気を防ぐための給水所整備などを通して、現地の人たちだけで医療を継続できる仕組みづくりをしています。
村が、街になった
ガダーレフ州ハサバッラ村には、廃墟となった診療所がありました。ロシナンテスは、この診療所の運営再開と給水所の整備に尽力し、地域の人々に引き渡しました。その結果、ハサバッラ村は地域の中心となり、その発展が認められ、村には電気が開通しました。
村が、街になった。数年のうちに起きたこうした変化を、村の人々はこう表現します。
「水」「医療」で、たくさんの笑顔が生まれています。
  • ホイダちゃん、14歳
    家の近くに給水所ができて嬉しいです!
    以前は水汲みに1時間以上かかっていました。新しい給水所ができて、15分程度ととても近くなりました。勉強時間も増えたので、頑張って医師をめざします!
    給水所の建設には約1,000万円の費用がかかりますが、約10,000の住民がきれいで安全な水を飲めるようになります。
    ホイダちゃん:写真右
  • シャルガニール地域保健所地域保健
    マネージャー
    ロシナンテスのサポートがあるから、巡回診療を継続できています。
    この地域において、すべての人が健康に生活できることを目指すプライマリ・ヘルスケアの質が大きく改善されました。ワッド・アブサーレにおける巡回診療事業が継続できているのは、ロシナンテスの継続的なサポートがあったからです。プロジェクトに関わってくれた人、そして日本にいる支援者の方々に心から感謝を伝えたいです。本当にありがとう。
    保健省や住民と協議を重ねながら、シャルガニール地域内3カ所に診療所も建設しました。運営を軌道に乗せるためのサポートは今も続いています。
    マネージャー:写真左から3人目
ご寄付は寄付金控除の対象となります。
あなたのご支援が、大きな力になります。
※上記は3年間続けた場合の例です。
「チーム・ロシナンテス」の仲間の声
親子でロシナンテ
大賀 愛さま(50代)・倭さま(10代)
  • Q. 「チーム・ロシナンテス」の仲間に加わってくださった理由を教えてください。
    以前から川原さんのアフリカでの活動については知っていましたが、東日本大震災を機に自分たちも何かしたいと思い、東日本大震災の被災地でも活動していたロシナンテスを支援をするようになりました。息子も当時のロッシーハウス(東北での支援と交流の拠点)でお世話になり、多くのご縁をいただいたことに感謝しています。これからも「川原キャプテン」を応援していきます。
  • Q. ご支援を始めてみて、どのように感じていらっしゃいますか?
    メールマガジンや活動報告書などで自分たちの支援がどのように活かされているのが分かるので、支援を始めて良かったと思っています。
  • Q. 支援を検討されている方へのメッセージをお願いします。
    たとえ小さな力でも、それが大勢集まれば大きな力になります。私たちがアフリカの方たちに直接何かしてあげることはできませんが、ロシナンテスへ支援することで「一隅を照らす」一助になれば、と思います。世界中が大変な時期ですが、スタッフの方々が安全に活動できることを願っています。
  • 橋口 理恵子さま(40代)
    たまたまテレビで川原先生のことを見て、私の地元である北九州市にこんなに素晴らしい活動をされている方がいるんだ!と思いました。その数日後に横浜で行われた講演を聴きに行き、実際にお会いしたらものすごくパワフルな先生で応援したいなと思ったことがきっかけで支援を始めました。
  • 川渡 秀一さま(70代)
    何度か活動報告会に参加させていただきましたが、いつもその具体的かつ実践的な活動内容には共感を覚えております。また会場でいつも元気に仕事されているスタッフの皆様の清々しい姿には敬意を払っております。私のようにたとえ寄付しかしていない人間にとっても、活動に貢献していることが実感できる素晴らしい団体です。是非仲間に加わってください。
ご寄付は寄付金控除の対象となり、約40%が所得税額から控除されます。

ロシナンテスは、認証を受けた認定NPO法人です。日本には50,000以上あるNPO法人のなかで、約2%が「活動や組織運営、情報公開が適切に行われており、公益性が高い」と認められて認定NPO法人として認証を受けています。

認定NPO法人への寄付は寄付金控除の対象となるため、(寄付金額-2,000円)×40%が所得税額から控除されます。例えば、月々3,000円のご寄付の場合、年間で最大13,600円が所得税から控除されます。ぜひ、お送りする領収書を確定申告でご利用ください。
※還付額は所得などご本人様の状況により異なることがあります。詳しくは最寄りの税務署へお問い合わせください。

水と医療を共に届ける仲間に
なってください
ご寄付は寄付金控除の対象となります。
日本発祥のNPOロシナンテスとは?
「目の前で困っている人がいたのに何もできなかった」

2002年、外務省で医務官を務めていた川原尚行は、内戦中のスーダンに着任します。まともな医療を受けられない人たちを前にして、何もできないことのもどかしさ、一人の医者として何ができるかを考えた末に、外務省を辞職してスーダンへ。

2005年、川原は仲間と共に「ロシナンテス」を立ち上げます。以来、医療が届かない途上国の地域で、巡回医療、診療所建設、病気の予防につながる給水所建設などの取り組みを通じて、命と健康を守る取り組みを続けています。

最終目標は、その地を去ること。支援した地域の人たちが、「医療」を自分たちのものとし、地域の人たちだけで医療を継続できる仕組みが根付いている世界こそが、ロシナンテスの目指す未来です。

17年以上、水と医療を届けてきました。
たとえば、
  • スーダン国内に3棟の診療所を建設し、医者の派遣や薬の調達がきちんとなされ、運営が軌道に乗るようサポートをしています。
  • 国連WFPと協働で栄養改善事業を行い、149,097人の栄養判定、栄養不良であった12,565人への栄養補助とフォローアップを行いました。
  • 3つの村に給水所を建設し、綺麗で安全な水を届けています。また、これまで何時間もかけて水汲みに行っていた子どもたちは、近所に給水所ができたことで学校に通えるようになりました。
History
ロシナンテスの歩み
  • 2005年
    代表の川原尚行が外務省を辞職
  • 2006年
    ロシナンテス設立、スーダンでの医療支援をスタート
  • 2007年
    シェリフ・ハサバッラ村での診療所運営
  • 2008年
    キッズサッカースクールを開校
  • 2009年
    シェリフ・ハサバッラ村の古井戸を改修
    小学校校舎を増築して女の子の学ぶ場を提供
  • 2011年
    東日本大震災支援活動を開始
    ワッデルハディ村に井戸を建設
  • 2013年
    ワッドアブサーレ区にて巡回診療事業を開始
  • 2015年
    国連WFPとの協働で栄養改善事業を開始
  • 2017年
    アルセレリア村の古井戸改修完了
  • 2018年
    3棟の診療所の建設完了
    アルテケラット村に井戸を建設
  • 2019年
    オンムサマーマ村に井戸を建設
    ザンビアで、妊産婦の安全なお産を増やす支援に乗り出す
  • 2020年
    スーダン・ザンビアで新型コロナ対策支援
  • 2021年
    ザンビアに、マザーシェルター(妊産婦の待機施設)を建設
  • 2022年
    スーダンで、ハフィール改修事業と、学校建設・改修事業が完了
    ザンビアの診療所に小型エコー機器を導入
  • 掲載メディア
    朝日新聞、毎日新聞、Forbes Japan、AERA Premium、国際開発ジャーナル、毎日放送「情熱大陸」、日本テレビ「行列のできる法律相談所」、NHK国際放送局「Another side of SUDAN」、日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」、NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」、NHK WORLD TV 「DIRECT TALK」、TV東京 「世界ナゼそこに?日本人」など
  • 協働事業の実績
    国連WFPとの栄養改善プロジェクト
    2015年~2018年にかけて、国連WFPとスーダンの保健省、国内NGO SIDOとの協働で、栄養改善事業を実施しました。栄養不良の影響を受けやすい生後6か月から59か月までの子ども、そして妊産婦や授乳婦を対象に栄養判定を行い、栄養補助とフォローアップを行いました。
    産官学NGO連携のプロジェクト
    スマホアプリを用いたデジタル産科健診パッケージの導入や、ポータブルX線を用いた結核診断など、民間企業、大学、地元政府との連携で様々なプロジェクトを進めています。
  • ご支援企業・団体様
    音羽山 清水寺様、貴布禰総本宮 貴船神社様、株式会社安川電機様/YASKAWA未来クラブ様、株式会社竹中組、公益財団法人毎日新聞西部社会事業団、第一交通産業株式会社など多数の企業・団体様よりご支援いただいております。
ご支援についてのQ&A
お問い合わせの多いご質問をQ&Aにまとめました
  • Q
    毎月いくらから寄付できますか?
    A
    はい、毎月のご寄付の場合、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円、30,000円、50,000円のいずれかをお選びいただけます。また、年一括のご寄付の場合、10,000円、30,000円、50,000円、100,000円のいずれかをお選びいただけます。
  • Q
    寄付は、寄付金控除の対象になりますか?
    A
    はい、認定NPO法人であるロシナンテスへのご寄付は税額控除の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。
  • Q
    領収書は発行されますか?
    A
    はい、継続的にいただくご寄付の領収書は、年1回、毎年1月下旬までに、前年の受領分をまとめて発行し、お送りします。確定申告でご利用ください。
  • Q
    寄付したお金はどのように使われますか?
    A
    お預かりするご寄付は、保健医療事業や水衛生事業のために大切に使わせていただきます。
  • Q
    1回だけの寄付よりも、継続的な寄付が良いのですか?
    A
    その都度の寄付も大変ありがたく頂戴しております。ですが、できましたら毎月のご寄付によるご支援をお願いしています。
    保健医療事業や水衛生事業には長い時間がかかるため、長期的な視点に立って、継続的に取り組むことが大切です。ですので、皆様からのご支援も毎月あるいは毎年の継続的なご寄付という形でいただけますと、人々の命と健康を守る活動に力強く取り組むことができます。
  • Q
    支援を停止する場合はどうすればいいですか?
    A
    ご支援金額の変更や停止はいつでも可能です。093-521-6470(電話受付:平日10:00-17:00)までご連絡ください。
ご寄付は寄付金控除の対象となります。

P.S. 最後までご覧くださり、そして、「チーム・ロシナンテス」への
ご参加を真剣にお考えいただき、ありがとうございます。
水と医療を待つ人々への支援を真剣にご検討くださっているそのお気持ちを、
ぜひご寄付という形にしてお届けいただけますでしょうか。

ご寄付は、1日あたり33円、月々1,000円から始められます。
ご事情が変わられた場合は、すぐに停止することができます。
たとえ短い期間でご支援を終えたとしても、その期間のご寄付は水や医療となって、
支援を待つ人々の大きな力になります。

あなたのご決心で、たくさんの命が守られます。どうか、水と医療を共に届ける仲間になってください。

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