9月半ばから10月半ばまで日本に一時帰国していましたが、現在はスーダンに帰任しています。日本ではTICAD8のサイドイベントの実施や新しいプロジェクトの種まき、応援してくださる皆さまとのお顔合わせなど幅広く動いてきました。

そんな中、私にとって強烈な印象を残してくれたイベントがありました。熊本であった浜田省吾さんのコンサートです。

浜田省吾さんと仲間の皆さまから構成されるJ.S.Foundationからのご支援で、スーダンの水事業に着手できていましたが、新型コロナ感染症、昨年起こった軍事クーデター、さらに強烈なインフレ……とプロジェクトがスケジュール通りに進んでいませんでした。今年になり何とか事業が完結し、帰国した際にコンサート会場でJ.S.Foundationの皆さまに御礼を述べることができました。この場でも改めて、想いを残しておきたいと思います。

「J.S.Foundation様、本当にありがとうございました」

コンサートがある１週間前に私は誕生日を迎え、57歳となっていました。
もう、随分と歳ですね！
ふと、浜田省吾さんは幾つなんだろう？と思い調べてみると、なんと69歳です。12月の誕生日を迎えると70歳ではないですか！
年齢を全く感じさせないエネルギッシュなステージに、心底酔いしれてしまいました。その圧倒的なパワーに全身に震えがきたほどです。この熱量は何なのでしょうか？人間の持つ底しれないパワーを浜田省吾さんに見せつけられた思いでした。

ロシナンテスは医療支援活動をはじめて16年目となりますが、改めてスタートラインにつけたような気持ちでもあります。というのも、今年アフリカ開発会議（TICAD8）が開催され、我々は長崎大学、日本WHO協会と共催でデジタル母子手帳をテーマに、熊本大学と共催してアフリカの薬草からの創薬をテーマとしてサイドイベントを行いました。これらを実際にプロジェクトとして動かしていくことを目指しますが、私の気持ちとしては、スタートラインに立ったようで、本当の勝負はこれからだ！という気持ちになります。

その気持ちを奮い立たせてくれ、アフリカという舞台で、エネルギッシュな活動を今後もやっていこう！とあらためて心に決すことができたのは、浜田省吾さんのコンサートのおかげです。

浜田省吾さん、ファンの方々、J.S.Foundation様、本当にありがとうございました。浜田省吾さんに比べると小僧の私ですが、今後も頑張っていきます！！