土からできるレンガ
いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。川原です。
今度の日曜日(24日)に福岡を会場として、「土とレンガの診療所」プロジェクトの概要説明を行います。
それと同時に、プロジェクトの成功のために、みなさまからの良い御意見をお聞きする場に出来たらと思っています。
私はスーダンからインタネットで参加したいと思います。
日曜日に、レンガを作っている現場から中継しようと思い、ナイル川の辺りに行ってきました。
まずは、土をナイル川からくみ上げた水と一緒にしてこねていき、泥にします。
その中に、牛のふんを乾燥させたものを混ぜます。
これは、草が混じっているのでレンガ自体が強化されます。
泥を、枠の中に入れて、レンガの形にして、乾燥させます。
枠の中に泥を入れる入れる作業は、作業する人が入る地面に穴をあけ、その中に入り作業がしやすいように工夫しています。
ひざまづかなくて作業が出来る体制です。
それを日干しにします。
日干しレンガを焼き場にもっていき、ブロック上に積み重ねて行き、最後は泥で固めます。
最後に下の穴から木を入れて、全体を焼きます。
これで出来上がりです。
改めて手作業でレンガがひとつひとつ作られているのがわかりました。
最近はあまり暑くないスーダンでも、作業する人たちは大粒の汗を流していました。
人々が働く姿は本当に美しいものです。
この働く人たちの気持ちのこもったレンガに日本の皆様方の気持ちを添えていきたいです。
これらのレンガを積み重ねていって、巡回診療を行っている無医村地域に診療所を作ることが出来たらと思います。
その思いをスーダンから福岡の会場へと、お伝えしたいです。
日曜日に会場でお会いしましょう!
http://www.rocinantes.org/2016/01/post-138.html