特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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日本2015.03.12

震災から4年目

本日は、震災から4面目となる2015年3月11日です。
スーダンから、あの日以来のことを思い出しています。
一度に、あれだけの数の犠牲者を出し、それだけの数の悲しみを生み、またそこから這い上がってきた物語が、それぞれにあるのでしょう。みんな懸命に生きているのですね。
http://www.asahi.com/articles/ASH3B6J5XH3BULBJ010.html
上記の菅原さんは、本当に辛い思いから、今を懸命に生きている姿がわかります。
私は、3月11日をガダーレフ州のシェリフ・ハサバッラ村で過ごしました。
スーダンに来ている葉田甲太さん、銅冶勇人さん、片桐勇人君、それに息子の健太朗とで、かつてロシナンテスが活動し、
そして今は地域住民の人たちと地方行政とで自立している村の様子を見ました。
コーラン学校で、一生懸命に声を出して、勉強している子供たちの姿が見えました。
IMG_1835.JPG
ここの子供達も、与えられた状況の中で、一生懸命に勉強し、無邪気に遊び、生きて行っています。
過去のことは、そえぞれにあり、将来への不安もあるでしょうが、「今を懸命に生きる」ことが全てだと思います。
東北の人々、スーダンの人々、そして今回、日本からスーダンに来た若者も懸命に生きて行っています。
スーダンの少年のゼインは、震災後にロシナンテスが企画した南北スーダンの子供たちを東北に連れて行った「天の川プロジェクト」の一員でした。「天の川プロジェクト」は、宮城県名取市閖上地区の子供達との運動会、長崎での原爆の勉強、そして長崎の小学生との交流会などを行いました。ゼインは、日本で勉強がしたいと、3年間、日本の高校に通いました。
卒業後、スーダンの大学へ進学するために、スーダンに戻っていますが、彼は紺顔のツアーでの見事な通訳をしてくれました。
IMG_1865.JPG
この写真はスーダンのゼインの出身でもあるゲジラ州にあるコットンフィールドですが、スーダンの良い生産物で、スーダンという国を興そうと、ゼインは今後一生懸命に勉強することを誓っています。そして、日本とスーダンの架橋になると、いつも言っています。
あの日から、4年です。
いろんなところで、いろんな方たちが、懸命に生きているのがわかります。
私も懸命に生きます。みなさまも、今を懸命に生きていきましょう!