特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

ロシナンテスからの活動情報をご案内します。

  1. HOME
  2. 活動報告ブログ
日本2015.02.20

東北の健康農業事業

おはようございます!
ここ最近、日本は寒く、小雨の降る毎日でした。
私は傘を持つ習慣がないのですが、家から持ち出した傘を活用しておりました。
東京で会合があるごとに、傘立ての置き、忘れないようにしてきましたが、案の定、電車の中で忘れてしまいました。
しかし、今日は快晴!
傘を忘れたことを反省いたしますが、この青空を見て、心晴れやかにしております。
さて、ロシナンテスの東北事業部に行ってきました。
我々の健康農業は冬場の農閑期に入っていますが、ビニールハウスでの農作業と、漬物作りをしています。
そこで作られた沢庵(タクアン)をいただきましたが、最高に美味しい味でした。
めし、沢庵、味噌汁で十分です。欧州のパン、チーズ、ワインのようなものでしょうか?
「それは違う!」と叱られそうですが、本当に満足しました。
こんなに美味しい沢庵をみなさまにお裾分けしたいと思います。
どのようにお裾分けできるかを、考えているところです。
IMG_3866s.jpg
この健康農業活動の後、ロシナンテススタッフで話し合いを行いました。
田地野茜さんが、ハーバード大学公衆衛生大学院教授のカワチ・イチロー先生が書かれた「命の格差は止められるか」を持ち出し、我々が行っていることの学術的な意味つけが必要との意見が出され、ロシナンテスの健康農業を研究をしてくださる大学や研究機関を積極的に探していくことになりました。
平林さんは、大阪にある介護施設が農業を取り入れたところがあると紹介してくれました。
平林さんは、仙台に居住で、20年間ニュージーランドで生活して奥様も美しいニュージーランドの方です。
閖上の工藤さんは、「亘理に知人がいて、その方を巻き込んでの健康農業を行う」ことを提案してくれました。
また、スーダンに寺子屋亘理の生徒を連れて行ったこともある綾田早笑さんは、「亘理の若くて動ける人が必要」と意見を出してくれました。
大嶋君は、3月15日に仙台である国連防災会議に遠野まごころネットの方々と一緒に登壇して、我々の経験それから将来に関しても話してもらうようにしました。
震災から4年目を迎えます。
亘理の方々は、それぞれに新しい生活をはじめていらっしゃいます。
ロシナンテスは、彼らとともに、そして彼らを主体として、今後の健康農業が継続できるように考え行動してまいります。