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さて、帰国して講演を行いました。
附属小倉小学校の研究発表に集まってこられた全国の先生方に講演を行いました。
今までと講演スタイルを変えましたので、面白くないと感じられた方もいらっしゃると思いますが、内容をより重視して行いました。
ただし、自分でもまだ納得のいかない部分があり、これは自分自身が精進し続けるのみです。
私にとって教育現場は、学校の先生が日頃、子供たちの為に一生懸命に考えて準備をされて、授業をしておられる姿を拝見するたびに、神聖な場に思えます。
研究発表の総括をされておられた早稲田大学の教育学部の藤井千春先生からお話の端々に、子供たちを思う気持ちが伝わってきます。
前回、全国社会科大会があったときも、早稲田から小林先生という現場を知っておられる教育学の素晴らしい先生がいらっしゃっていました。
福岡教育大学付属小倉小中学校の木内隆生校長先生は、東京都立大学附属のＯＢの方たちで作られたネパールの学校支援のお話をされておられました。みなさま、あらゆるところで、活躍されていらっしゃいます。
小倉での講演を終え、昨夜横浜にやってきました。
スーダンの医師を横浜で開催されるアジア眼科学会に参加していただくためです。
羽田空港でお迎えをする予定が、私の飛行機が強風のために１時間も遅れてしまい、私の息子に急遽空港に行ってもらいました。
本当に助かりました。
私の息子とスーダンのニザール医師の二人が遅れてきた私を迎えてくれる、というヘンテコな光景になりましたが、これもお天道様のおかげで、息子とニザール医師との御縁ができたことだと私は喜んでいます。

いまは、４０度近くなっているスーダンから寒い日本へお呼びしているので、気候の変化もあり心配していましたが、ニザール医師は快晴の下、元気に学会に参加しております。
日本とスーダンを医療で結びつける架け橋の一つになってもらいたいと思っています。
私は、今から宮崎に飛び、青年会議所の方々への講演を行います。
宮崎に、気骨のある方を求めて参ります。
志を同じくする方たちとお会いできますことを楽しみにしております。