ロシナンテスをいつも応援してくださり、誠にありがとうございます。
スーダンでは、日々暑くなっており、車の外気温は40度を超えていました。
さて、ロシナンテスのスポーツ事業に関して、お知らせしたいと思います。
初代コーチの三田君、二代目の西條君、そして三代目の田中君と続いてきましたロシナンテスのスポーツ事業ですが、大きな転換点を迎えております。
まず、ロシナンテスの方針として、全てのことを「スーダンの地域医療のために」結び付けようと思います。
スポーツ事業は、首都のハルツームでサッカーチームをもって活動してきましたが、田中君がこのチームとハルツームの郊外の地域のチームとの練習試合をよく組んでくれました。
そして、今年度は、スポーツと医療の組み合わせとして、サッカー大会を行いながら歯科健診を行いました。
これと同様に事を、今ロシナンテスが巡回診療を行っている地域に応用させようとしています。
地域の人たちにボランティアとなってもらい、サッカーチームを作り、その子供達の集まりを用いて、保健教育を行っていく予定です。スーダンの保健省の学校保健局には、事前に相談をしているところです。
そして、ハルツームにある少年サッカーチームは、その保護者の方々に運営委員会をつくってもらい、彼らにその後のサッカーチームの運営をお願いしています。自立、という形で組織運営ができていくように、以下のように今話し合いを重ねているところです。

もちろん、この運営委員会が日本のコーチをスーダンに招聘したいと言えば、喜んでその橋渡しをしていきたいと思います。三田君、西條君、田中君のコーチを歴任された方にも、ぜひとも再びスーダンにいらして欲しいと願っています。
現在、三田君はヨルダンでサッカーのコーチを、西條君は日本の高校のサッカーのコーチをしています。
田中君は、日本の体育の発展のためにアフリカとの交流をしたいとの大きな夢を持っています。
その夢を実現させるために、ロシナンテスを離れることになりました。
今後、苦労はするでしょうが、大いに精進してもらいたいと思っています。
田中三千太郎君、今までありがとうございました。
今後は、コーチフセインとともに、地域医療にスポーツを利用していきます。