スーダン国内NGOとの連携
スーダンよりおはようございます!
今の時期のスーダンはとても寒いです。
特に朝晩は冷えます。
いま、これを書いているときもダウンジャケットを着用しています。
気温は10度を切ることはないですが、乾燥しているだけ、本当に寒く感じます。
日本の冬と比べたら、何のことはないのですが、スーダンだけに準備があまり整ってなく、寒い思いをしています。
さて、スーダンでの仕事はじめは、スーダンのNGOとの提携です。
スーダンでの我々のような国際NGOは、スーダン国内のNGOと必ず連携しなくてはいけません。
現在、提携を結んでいるNGOは、とっても小さく、我々の活動の全てに関して提携できるものではありません。
それゆえ、他のNGOを探していたのですが、ロシナンテスのスタッフであるターハ医師から紹介を受けた団体と昨日話し合いを持ちました。
まだこの団体の実態を見てはいませんが、話を伺う限り、かなり大きな団体です。
団体のトップは、元政治家でもあり、このへんと、どうお付き合いしていくのかが、非常に難しいところです。
元政治家でもあり、かつて日本で留学した経験のあるスーダン人の名前をすらすらと列挙し、彼らが今どんなことをしているのかを我々に述べてくれます。みなさん、相当な地位につかれています。
さて、彼らの活動ですが、診療所の設営、運営をいくつも行った経験があるようですし、学校もしかりです。
それをコミュニティベースで行っているというのです。
地域の方々と組んで行っているという点では、どういうものか見てみたいと思っています。
環境面での活動もあり、かつては東京都から中古のごみ収集車をもらいうけて、スーダンの衛生活動に寄与させたとの話もありました。この話は、確かにあったようです。
さらに興味深い点は、スーダンの音楽バンドをいくつも支援しているとか、文化面で、広く活動しているようです。
今後は、お互いに活動を紹介し、現場を訪れて、合意文章を作成していくかどうかを決めていきます。
ロシナンテスとしては、ハルツーム大学に設置した日本スーダン交流館「無東西」のみの提携の小さなスタートを切れればと思っているのですが、さてどうなりますか、また報告いたします。