特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2014.12.24

スーダンよりメリークリスマス!

メリークリスマス!
といっても、スーダンはイスラムの国です。
いつもと変わらぬ朝を迎えています。
今、ロシナンテスのスーダン人スタッフとの個別面談を行っていますが、今日は、イスマットとイルハーンです。
イスマットは、ロシナンテスの運転手です。
おそらく、ロシナンテスでは一番のまじめさだと思います。
運転技術も非常に高いものがあり、車両整備も任せられます。
また、事務所のこまごまとした男手がいるときに、本当に良く手伝ってくれます。
彼は一見して、50代に見えるほど落ち着いているのですが、実際は36歳で、まだまだ若者です。
この落ち着き方は、大人の男を感じさせるのに十分です。
そして、イルハーンは、掃除をしてくれる人です。
まあ、良く働いてくれます。
女性に年齢は聞けないのですが、私は50歳代と思っていましたが、どうももう少し若いようです。
お昼ご飯は、イルハーンが作ってくれるファッタという、フールという豆料理に、パンとそのときのあるもので、チーズや野菜やタミヤと呼ばれる豆コロッケ、魚の缶詰、卵などを入れて、ごちゃまぜにして、洗面器のような器に入れて、みんなで食べます。
見た目は、相当に悪いですが、私は大好きです。
この両人は、本当に良く働いてくれます。彼らなくしては、ロシナンテスはありません。
彼らに心から感謝します。
さて、両人とも英語は苦手です。とくにイルハーンはアラビア語しか話しません。
この面談は、私のつたないアラビア語を駆使して行いました。
私は以前、英語の出来る人を中心に話していまして、アラビア語しかできない人は、今にして思えば、うわべだけした話していませんでした。
そして、英語の出来る人の方が能力が高いとまで思っていました。これは、もちろん大間違いで、実際にはアラビア語のみしか話せない人でも、能力の高い人はたくさんいます。日本でもそうですよね。
当たり前のことに、気が付くのに、時に時間がかかります。
困ったものです。
その意味では、私自身がもっとアラビア語を勉強せねばなりません。
そして、もっとイスマットやイルハーンのようなスタッフともアラビア語で話していきたいと思います。
二人の面談をクリスマスイブに行い、そんなことを思っているのでした。
メリークリスマス!