今年の業務もあと3日
スーダンよりおはようございます!
今日は12月23日、天皇誕生日ですね。
日本では、クリスマス気分なのでしょうね。
さて、スーダンのロシナンテス事務所は今週末で業務を終了します。
スーダンは金曜日が休日ですから、今日を含めてあと3日しか仕事日が残っていません。
スーダンは4月から新年度を迎える日本と違って、1月から新年度を迎えます。
そのために、書類の作成、契約の更新など様々なことをこなさないといけません。
今年は、私自身がこれらのことに、しっかりと目を向けて行こうとしていますので、年末の慌ただしさを実感しています。
これは、真摯に反省すべき点なのですが、今までは、年末にやらなければならないことを、新年に先送りをしてきました。
なあなあ気分だったのは、否めません。反省します!
いま、スーダン人のロシナンテスのスタッフとひとりひとり個別にインタビューをしています。
ロシナンテスで働く意義、ロシナンテスの目標である「あらゆる地域に医療を届ける」ためにも、今何をすべきかを話しています。
ラビアは、ロシナンテスの初期からのスタッフですが、一緒に働き出してから、結婚し、子供も産んでいます。
会計の仕事に従事していますが、今までは日本人の会計責任者のもとでしたが、今は会計責任者として自立するようにしています。私もこの分野は素人ですが、会計のチェックを行い、勉強を一緒にしています。「会計を俺に教えてくれ」とラビアに質問を浴びせかけていますが、彼女は答えられるところはにこやかに答えてくれ、答えられないところは、契約している会計専門家に問いただしてくれます。現場も大事ですが、それを支えるべく、事務方のスタッフも大切です。
イマッドは、ラビアの大学時代の友人で、ロシナンテスで働き出して4年目です。
ダルフール出身で、ちょっとニヒルで気分屋のところもありますが、コンピューターや技術系が得意です。
今後はロシナンテスのホームページを英語やアラビア語で伝える仕事をしたい、と意欲を語ってくれました。
今は、日本からの寄付でロシナンテスは成り立っていますが、今度の国連との契約のように、日本以外のところから、積極的にファンドレイジング(助成金)をしようとも言ってくれました。
私ひとりでは、何もできませんが、このようなスタッフの言葉に勇気づけられます。
そして、一歩一歩、成長しているのがわかります。
残り3日間、スーダンの地域医療の現場には行けませんが、事務仕事に精を出したいと思います。
そして、私は帰国します。