サッカー大会と歯科健診
ロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。
12月も後半に入りましたが、日本は寒いことでしょうね。
スーダンは、毎日暑い日々がつづいています。
さて、今日は日本から歯科医の藤瀬多佳子先生と原田則子先生にスーダンに来ていただいて、歯科健診を行う最終日です。
今回は2週間にわたっての滞在で、ハルツーム大学の歯学部生たちと一緒になって、サッカー大会を開催しながら、約1,000名の子供達の歯科健診を行いました。
サッカー大会は、会場近くの子供達のクラブチームが、その地域のコーチのもとに集まってきます。
そして、会場の地域の方々が、サッカー大会と歯科健診のお世話をしてくれます。
まずは、一番興味のあるサッカーで盛り上がります。
その後は、グランドの隣にある垣根を越えて、静かなエリアに入ります。
このエリアで、子供たちの身長と体重を計り、そのあとは歯科健診です。
藤瀬先生、原田先生とハルツーム大学歯学部生の学生ボランティアで行います。
藤瀬先生によると、スーダンの子供達の歯の状態はとても良いようです。とくに、郊外の子供達の状態は良いようで、これは都会に比べて甘いものを食べる機会が少ないのと、イスラムでは、一日5回のお祈りの前に、きちんと口をゆすぐためではないか、ということです。
この歯科健診、歯の状態を見るために、ニコッとしなくてはいけません。
歯科健診の周囲が笑顔に包まれます。
最後は、ハルツーム大学歯学部生による歯科健康教育です。
日本からの藤瀬先生、原田先生の活躍は、計り知れぬほどありましたし、ハルツーム大学歯学部学生たちのボランティアは、本当に素晴らしいものでした。
そして、サッカーを通じての地域のコミュニティとの連携も上手くいきました。
その段取りを行ってくれたのは、サッカー事業を担当している田中三千太郎君そしてフセイン・カマールでした。
みなさん、本当にお疲れ様でした。