ガダーレフからの連絡
スーダンから、おはようございます!
ロシナンテスのスーダン事務所は、年末年始は仕事を休みます。
スーダンは、金曜と土曜が休みですので、今年の暦では、12月25日が木曜なので、そこまでが仕事日にしました。
スーダンは、クリスマスを祝うわけではありませんが、国連機関、大使館関連、国際NGOなどは、クリスマス休暇になるのにならってのことです。
さて、ロシナンテスは現在はハルツーム州のシャルガニール地区の無医村地域を巡回診療していますが、その前はスーダン東部のガダーレフ州での地域医療を行ってきました。
ガダーレフ州出身のロシナンテスのスタッフがいます。エンティサールです。大柄な体格の多いスーダンですが、彼女は可愛いくらいに小柄です。彼女は、とても優秀ですので、ガダーレフからハルツームに連れてきています。そして、今の巡回診療とくに母子保健分野では彼女の力を発揮してくれています。日本人の助産師の田中香子(たかこ)さんが専門家として、スーダンに来ていますので、田中さんの良きパートナーでもあります。
エンティサールはいまだにガダーレフ情報を私にもたらしてくれます。
出産のときから、ずっとフォローしている双子の子供がいますが、その小さな子供のほうは発育が遅く、自分では立てない状態でした。最後に見た時から、一年が経ちますが、エンティサールからの情報によると、今では歩き回っているとのことです。
こんなに嬉しいことはありません。
日本人の看護師さんの辰野さんや成田さんそれに櫻井さんも、この子にはかかわってきましたから、彼女たちにも知らせたい気持ちです。
また、シェリフ・ハサバッラの村長のハサンからも電話が昨日ありました。
「村の人はみんな川原やロシナンテスのメンバーに会いたがっているよ。
シモダ、イワマ、カズミ、カナ、ナイトーは元気にしているのか?」
覚えていてくれるものですね。本当にありがたいことです。
そして、ロシナンテスの一員として働いていたスーダン人の医師で、彼は日本にも研修に行ってもらったことがありますが、彼が結婚するので結婚式に来てほしいと連絡を受けました。来年の1月のようです。
決心をしました。
ガダーレフに行こう!
エンティサールとそれに今のロシナンテススタッフでシェリフハサバッラを見てない人も含めて、みんなで行こうと思います。
診療所はどうなっているのでしょうか?
学校はどうなっているのでしょうか?
井戸、給水所はどうなっているのでしょうか?
そして、村の人たちは元気なのでしょうか?
ガダーレフからいまだにロシナンテスに連絡があることに感謝いたします。
そして、この御縁を今後も大事にしていきます。