特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2014.11.29

巡回診療でのワクチンの保存

スーダンからこんにちは!
スーダンは連日の晴天です。
朝晩は、少し冷えますが、今が一番良い季節です。
さて、今日は巡回診療でのワクチンの保存方法について書きます。
まずは、この動画をご覧ください。


ワクチンは冷蔵保存が必要です。国外からスーダンにワクチンが届き、それを保健省内のワクチンを保存する冷蔵庫に入れます。
それを保健所に冷蔵庫に写し、そして、我々ロシナンテスが行っている巡回診療に持っていきます。
我々は、保健所からもらい受けたワクチンを大きな氷を入れた大きなクーラーボックスの中に入れて、巡回診療車の上に載せます。
そして、現場へと向かい、大きなクーラーボックスから、氷の入った小さなクーラーボックスへと移し、そして予防接種を行います。
冷蔵保存が必要なこの一連の流れを「コールドチェーン」と言います。
クーラーボックスの中の氷は、長いときで6日ほどもちますが、我々は3日ごとに氷を購入します。
巡回する先々は、電気がないところで、氷はなかなか入手できません。そのために、電気があり、氷屋が存在する村まで一旦戻ってきて、氷の補充をして、また前線へと走っていきます。
遠いところで、車を1時間ほどかかります。
大きな氷を使ってのこ「コールドチェーン」ですが、今はこれが最上の方法と思っていますが、氷の為に、往復2時間を要します。
将来的にはもっと知恵を絞り、太陽光発電などを用いた「コールドチェーン」の確立を図っていきたいと考えています。
良いアイデアのある方は、どうぞ提案してください。
今日は動画が、このブログから上手く見られるかどうかに集中しました。
もっと、良いやり方があるという方も、どうぞお知らせください。
宜しくお願いいたします。