国連WFPとの会議
ロシナンテスをいつも応援してくださいまして、ありがとうございます!
昨日お伝えした通りに、動画のアップを試みましたが、すみません。また断念しました。
首を長くして、お待ちください。
さて、今日の早朝にロシナンテスのスタッフは、ヘルスプロモーションに出かけました。
ロシナンテスの日本人スタッフ、スーダン人スタッフ、保健省のスタッフ、それに村の人たちが一緒になって地域医療体制を築く第一歩となるようにいたします。
ロシナンテスの日本人スタッフの二名が泊りがけです。
おそらく、外で寝ることになると思いますが、気温が下がっているので、ちょっと心配です。
寝袋をもっていくように勧めましたので、寒さにも耐えられ、綺麗な星空を見ることが出来るでしょう。
私はハルツームに残りました。
それは、国連との会議があったからです。
WFP(世界食糧計画)は、国連の中でも大きな機関です。
WFPのスーダン事務所にいって、スーダンの栄養不良の子供達のための栄養改善事業に関してです。
WFPスーダンの代表はパキスタン出身、地域担当者は、イラクとイランのハーフ、そしてもう一人の担当者はインド人でした。
ロシナンテス側は私とディーナです。
このディーナは、もともとハルツーム州保健省のNGO担当で働いていましたが、今は保健省を休職してロシナンテスで働いてもらっています。彼女はスーダンの国籍ですが、出身はインドです。地域医療に関しての経験があり、またスーダン政府の保健省に勤務していたことより、内部事業にも明るく、私の良きアドバイザーとなっています。
会議の中で、国連の方々が、日本政府は隠し事をしない国であり、それをスーダン政府は高く評価している。と強く言っていました。
日本が優れているところは、まさにこの点であり、純粋にスーダンの人たちのことを思っていますよ、ということです。このように国連の人たちから言われると、正直、日本人として嬉しい気持ちになります。
さて、話し合いの結果、我々はスーダンの栄養不良の子供たちの為の改善事業を行うための準備を進めていくことが決まりました。
あとは、事業の進め方でして、スーダン政府と幾度も話し合いが重ねられます。おそらく、それでも、来年からスタートできると思います。インシャッラー!
それにしても、イラクとイランのハーフの方は、印象深かったです。スーダン政府に対して、ハードネゴシエーターであるともに、良き理解者のようでした。
スーダンの子供達の栄養改善がなされるように、日本のみでなく、インターナショナルで、いろんな方と協力しながら頑張っていきます。