地域医療、ヘルスプロモーションの予定
スーダンから、こんにちは!
今日のスーダンは寒さを感じるほどでした。
昨年の冬は、朝ご飯を食べるときに、ダウンジャケットを着るくらい寒く、おそらく私がスーダンに来てから一番寒い季節だったと思います。
今年もそうなるのでしょうか?
さて、今週末にロシナンテスが行っている巡回診療のひとつの村でヘルスプロモーションを計画しています。
私はハルツームで別の仕事があり、行くことが出来ないのですが、ロシナンテスからは日本人が4名、スーダン人スタッフが4名参加します。そして、保健省からも13名の参加があります。
ロシナンテスからの2名の日本のスタッフは、一人は医師で一人は臨床工学技士ですが、この2名は通常は首都のイブン・シーナ病院で働いています。今回は、特別に巡回診療の現場を見てもらおうと思い、参加させます。
今、行っていること、そして行おうとすることの全てが、この巡回診療に繋がっていくからです。
地方の人々の住んでいる様子、村の風景、そして何より自然と一体となって暮らすとはどのようなことかを肌で感じてもらいたいのです。
今回のヘルスプロモーションでは妊婦健診、産後健診の重要性、6か月までは母乳でという母乳育児の重要性、そして家族計画を住民に理解してもらうように、映像を使ったり、絵の展示をしたりで、説明していきます。そして、実際に妊産婦健診を行います。
また、このヘルスプロモーションとは別に、前回の訪問診療で診た脳性麻痺の子供の拘縮しそうな四肢のリハビリも合わせて行うように、みんなで話し合っています。
ちょうどよいことに、青年海外協力隊の中に、理学療法士がいます。
彼に相談します。
いろんな人たちの協力によって、地域の医療が向上するようにいたします。
保健省の協力は、不可欠な部分です。
我々と一緒になって地域医療を行うためにも、今回の保健省からの13名の参加者がそれぞれの専門性を生かされるようにしていきます。
みなで力をあわせて、頑張っていきます!