日本語教室
日本の連休をいかがお過ごしでしょうか?
11月23日といえば、ラグビーの早慶戦があります。
今年は、引き分けだったようです。両チームとも大学選手権で頑張って欲しいです。
さて、ハルツーム大学の図書館の中に設置した日本文化センター「無東西」があります。
その「無東西」は、アフリカでも珍しい日本建築ですが、その設置には、建築に携わっていただいた京都の方々、無東西の揮毫をしてくださった清水寺の森清範貫主様、そして多くの日本の文化に関しての本を寄贈してくださった方々のおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。
この無東西で、日本語教室を行ってくれないかとの大学の依頼が来ました。
簡単に日本語教室といっても、異国の地で、違う文化の人たちに日本語を教えるのです。
この大変さを考えると、頭がくらっとするほどのものがありますが、ここはじっくりと作戦を練っていきたいと思います。
ロシナンテスで無東西を担当するのが、二人の日本人の女性がいます。
彼女の旦那さんは、スーダンの人で、面白いことに旦那が日本で働いて、奥様たちと子供たちはスーダンにいます。
彼女たちが、日本語教師となるのですが、まずは、勉強することから始めなければなりません。
どう教えるのか?
話し言葉のみか?
書くことは?
読むことは?
教材は?
スーダン人の望むものは何?
これらを下調べする必要があります。そのうえで、大学側の協力はどれくらい得られるのか?
また、日本大使館の協力は得られるのか?
JICAの青年海外協力隊との連携は?
考えれば、まだまだあるでしょう。
日本語を教えながらも、日本の文化に接してもらい、日本を好きになってもらいたいですし、
さらに、我々日本人も、スーダンを通じてイスラムの文化を知っていきたいです。
継続的に行っていくためにも、その準備をしっかりとしていきます。
何か良い知恵がございましたら、教えてください。
宜しくお願いいたします。