特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2014.11.22

南スーダンの少女

スーダンは、土曜日の、夕方。明日からの仕事の、準備を、しています。
日本は三連休ですね。紅葉が綺麗なのでしょうね。
さて、南スーダンにいるはずの少女から、私に連絡がきました。いま、スーダンのハルツームにいるので、是非とも会いたいとのことです。
彼女の家族がいるハルツームのハジューシブに行きます。この地区は、内戦時代の南スーダンからの国内避難民が多く居住する地区でした。今でも、その名残で南スーダンの人たちが多く住んでいます。
少女の名前は、ナリダ。18歳になる直前です。現在は、ウガンダのカンパラで大学受験の準備をしています。
今回は、体調の不安があり、ウガンダから、ハルツームに来たようです。今は元気にしていました。
南スーダンが故郷でも、生まれ育ったのはハルツームで、こうして、体調が、すぐれないと、ハルツームにやって来るようです。
ナリダは、震災の後に東北に、連れて行った南北スーダンの子供たちの一人です。この事業では、医師会をはじめとして、当時の在スーダン日本大使館の和田大使、そして、多くの方々の協力でなされました。本当に、ありがとうございました!おかげさまで、南北スーダンの、子供たちは、みんな、日本を、大好きになっています。
ナリダも、大の日本ファンで、まだ、日本の友達の名前を覚えていました。「みのり、元気?」って。
ナリダたちが、日本からスーダンに戻ってきたのが、7月8日。そして翌日が南スーダンの独立でした。
ナリダが、南スーダンへと旅立って行ったのが、2012年の2月でした。
昨年の南スーダンの内乱時は、ベッドの下に潜んでいたようです。お父さんは、南スーダンに残り、お母さんと兄弟でウガンダに行ったと、話してくれました。
そんな、ナリダにとって、日本は夢の国のようです。
ジンバブエの大学に進学し、大学院は日本に行きたい!と言います。
社会情勢に、振り回されながらも、しっかりと生きているナリダがいます。私を日本のお父さんのように思っていてくれます。
彼女の成長する姿を見続けていきます。
彼女の夢が壊れないように、しっかりとした国の日本であり続けないと、いけませんね。