スーダン2014.11.21
魚の取り方
スーダンでは、休みの朝です。おはようございます!
休日ですが、朝から夜まで色々とスケジュールが入っています。
社会的活動も、スーダンの中に入り込むことで重要です。
さて、先日の巡回診療先の村で、村長さんをはじめ、近隣の、村々の主だった方達に集まって話し合いの場を設けました。
そこで、ロシナンテスのフセインが熱く彼らに語りかけました。
「誰かに頼ってばかりでは、ダメです。ロシナンテスとともに、良い医療体制を作っていきましょう。例えて言えば、ロシナンテスは、魚を与えるのでは、ありません。魚の取り方を教えていきたいのです。ロシナンテスとともに頑張りましょう!」
我々もここでの魚の取り方は知りません。しかし、村の人たちと一緒になって、それを学んでいかなければ、なりません。
巡回診療先で、脳性麻痺の子供がいました。下肢に強い拘縮が来ています。機能保全のためのリハビリが必要ですが、病院から遠いこの地でどうやっていったら良いのか、わかりません。でも、手探りしながら、良い方法を見つけていきます。
それら、一つ一つが、フセインの言う、魚の取り方になってきます。
村での会議は、来週、この村でヘルスプロモーションを行うことが決定して、終了しました。
みんなで、力を合わせて頑張っていきます!