ラマダンも二週目を迎え、そろそろ慣れてきたようです。
さて、7月は広島で講演を行うために日本へ帰国し、そして米国へと向かいます。
この4月の渡米に引き続くものです。
今回は、日本の青年会議所からのお誘いで、世界の青年会議所のメンバーが国連に集まり、
私もその中で講演をすることとなっています。
スーダンでのＮＧＯ活動が9年。この国とどう付き合うかを模索してきました。
このスーダンで、「目の前の患者に手を差し伸べる」という行為をするのに、
随分と用意することが多いということが、9年という年月をかけて、わかりかけてきました。
ＮＧＯ非政府組織といえども、日の丸はついてまわります。
日本政府の動向が我々の活動にも影響することは、直接的間接的問わず、生じてきます。
アンテナを高く、そしてどう動くかの感覚を養っておかないと、命取りになります。
前回のブログに書きましたが、ちょうど3年前に南スーダンの子供たちを日本に連れていきました。
「彼らが今、どうしているか？」様子を見に、南スーダンに行くことを考えています。
今月そして来月で、スーダン、南スーダン、米国そして日本の4か国を回ることになります。
ロシナンテスの今後、進むべき方向を定めてきます。
もちろん、死なないようにします。
川原尚行