先の国連との協議の中で、私から一つ提案をしました。
我々の経験のある栄養改善事業で、栄養補助剤を国連からもらっていましたが、
これは、スーダン産のものではありませんでした。
他の国から、これはスーダンに送らない、と決まったら、もうそれでお終いです。
また、栄養補助剤購入のお金は、他の国に行くことになります。
そこで、「スーダンでスーダンの食材を使って、栄養補助剤などを開発できないか」というものです。
しかし、我が国日本のことを考えてみると、空恐ろしくなります。
そうです、食料自給率のことです。
日本では、４０％を下回っています。
スーダンにいて、スーダンのことを考えながら、日本のことに心配が行きました。
スーダンでは、スーダンのものを食べられるようにしていいきます。
もちろん、日本でも同じことをしていきたいですね。
まずは、自分の周りからです。
うちの嫁さんは、パンが大好きです。
朝食を日本食にしなくては、とスーダンにいて思うのでした。
川原尚行