ラマダン、断食月に入って一週間が経過しました。
日が落ちている時に、食事をします。日が暮れて食べるのと、
夜中に食べ、そして夜明けにもう一度食べます。
私は、昨年からすべてにおいてラマダンにお付き合いするようにいたしました。
私の場合は、家族がスーダンにいるわけでもなく、ご近所さんと一緒に食べる日暮れの御飯のみとなります。
一日一食の生活です。
活動量は、はるかに落ちます。
そして、眠いです。
身体を休めるにはちょうど良いのかもしれません。
クマさんの冬眠のときは、こんな感じなのかとも想像します。
今夜の月は、きれいな半月でした。
これが満ちて、満月となり、そしてまた欠けて、見えなくなると、それでラマダンは終わりです。
夕方は沈みゆくお日様を眺め、夜は月の満ち欠けが気になります。
自然と共に生きているという実感がわきます。
さて、いつもと違うこの時期に、日本から取材が入ってきています。
いままでにない、４５日間にわたるスーダンでの取材です。
どんな番組になるのやら、私自身も楽しみです。
秋くらいには、放送になると思います。
それに向けて、やらなければならないことが、たくさんあります。
そのひとつひとつをこなしていけば、きっと大きな目標に向かって突き進むことが出来ると思います。
川原尚行