特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2013.02.10

息子の5日間のスーダン滞在

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息子が日本へ帰国しました。
大学の試験とラグビーの練習再開の合間の5日間という極めて短い期間のスーダン滞在でしたが、
彼の将来にとって、何かのきっかけになるような今回のスーダン渡航だったと思います。


彼がスーダンにいたころは、私は外務省に勤務していて、首都のハルツームの他、地方にはあまり足を運ぶことはありませんでした。
そして、彼はまだ12歳、その目で見たものは、どんなだったのでしょうか?
それから、8年。
彼は成人して、スーダンにやってきて、首都のハルツームのみでなく、地方へも行きました。
ロシナンテスの活動地であるシェリフ・ハサバッラまで行き、別の角度からスーダンをとらえることが出来たようです。
我々の行っている活動は、答えがある中でやっているものではなく、
常にどうしようかと悩みながら進んでいっています。
息子がどう思ったのか、そしてそれを今後にどう生かすのか、とても楽しみです。
また、日本でじっくりと話をしてみたいです。
ハサンに、ラクダのミルクを飲まされ、おなかを壊したようですが、
一泊二日の地方への行程を無事に終えました。
ハルツームに戻ってきてから、出発するまでの短い間も、私のお世話になっているスーダンの方々に紹介してまわりました。
小さなことですが、これもきちんとした外交であると、私はとらえています。
その意味で、息子は立派な、外交をしてくれました。
彼は、はっきりと「2年後にスーダンに再び戻ってきます!」と宣言しました。
そして、大学のラグビーも頑張る、と言っています。
私自身、2年後にどうなっているのでしょう。
息子に恥じないように、これからも精進し続けようと思います。
川原尚行