スーダン2007.08.08
日本医療機器技術支援協会
昨日、上記のNPOから2名の技師さんがスーダンに来られました。これは、昨年来から私がお願いしていて実現したものです。
医療は医師のみでは、成り立ちません。看護師がいて、そして医療機器をメンテナンスする人も必要です。
多くのアフリカ諸国で日本のODAで寄贈された使用されていない放置された医療機器を見たことでしょうか。これらは、きちんとメンテナンスすればまだ使用できるものも多くあります。また、現地の医療技師さんをしっかりと教育する必要もあると考えていました。
そのために、今回の日本の技師さんのスーダン招聘となりました。
昨日夜にスーダンに到着されたのですが、明け方に大雨で、自分の靴も含めてお客さんの靴も全部びしょ濡れになりました。
その靴を履いて、大使への表敬訪問に行きました。
それから、車で約6時間、ガダーレフに先ほど到着しました。明日から3日間の予定でセミナーを開く予定です。今回は、多くの州から医療技師さんがこのセミナーに参加予定です。
どんなものになるかは、わかりませんが、まず第一歩を踏み出したいと思います。
なお、技師さんたちが作られたNPOは、J?METといい、スーダンが初仕事になるようです。
今後とも、ロシナンテスとJ?METとうまく連携していければよいと思っています。
また、今回のセミナーは州政府が資金を提供してくださいました。今までに泊まったこともないガダーレフでナンバー1のホテルに滞在しています。州政府にお金を出させたことも、とても有意義なことと思います。
川原尚行