スーダン2012.07.27
ハルツーム大学
ロシナンテスとハルツーム大学は協定を結んでいます。
その協定の元、いままでに多くの先生や学生のスーダンと日本の交流を行ってきました。
今年の夏も、学生さんの受け入れを行います。
また、スーダンの研究員を受け入れることも表明している日本の研究機関もあります。
これらの活動をさらに充実させるために、ハルツーム大学の学長と意見交換を行いました。
来年には、ハルツーム大学主催の国際学会で、社会科学、教育系で日本から専門家を呼んで欲しいと言われました。
今年は、工学系、昨年は医学系でした。
これまでの日本の先生方の発表がすこぶる評判が良く、そのためにロシナンテスに声がかかります。
この交流事業を通じて、花咲くときが、いつかくると願っています。
さて、この学長さんですが、その職務に相当に疲れを感じているようです。
スーダンは歴史的に、大学が中心となって革命を起こしてきました。
最近でも、大学が中心となって、デモなども行っていますが、学長は政治的なことには関わりたくない、とのことです。
それは当然のことだと思います。
表面的には、大学のキャンパスは落ち着き払っているのですが。
政治的なことはさておき、学長と大学ランキングの話になりました。
ハルツーム大学はアフリカの中では13位でした。
学長曰く、スーダンの政治が安定していたら、ハルツーム大学が一番だ!
私も、そう願います。
川原尚行
(ハルツーム大学の学長さんと)
(ハルツーム大学の学長室にて)