特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2012.04.17

熊本日日新聞

本日、スーダンで取材を受けました。
全くの大手新聞社ではない、熊本日日新聞です。
私は、この話を頂いたときに、大いに驚愕しましたし、大いに喜びました。
大手新聞社でさえ、なかなかスーダンの中まで入りこんでの取材はあまりなく、
また困難な状況を新聞社の方々から聞いたことが多々あります。
そのような状況の中、地方の新聞社がスーダンを訪問したとあって、本当に嬉しく思いました。
スーダンでの取材の後は、南スーダンに入られるようです。
このたびの取材には、JICAが全面的なバックアップがあったようで、
とてもうまく連携しての取材だと感じます。
取材場所は、当初はロシナンテス事務所にしていたのですが、イブン・シーナ病院にしました。
話を聞くだけより、そこに自分の身を置けば、より理解できることと信じてのことです。
院長からイブン・シーナ病院の歴史を語ってもらい、現在の状況、そして将来はどうしたらよいかなど、
私としても院長と話が出来て良かったです。
病院をぐるっと回り、手術室まで来ていただき、中のドクターたちとも話が出来ました。
外科医長のアブデルマジッドは、私の親友(親友というには彼が相当の年上ですが)であり、
快く取材も受けてくれました。
熊本日日新聞で、どのような記事になるのか、楽しみです。
私と熊本とは、多少の御縁があります。
熊本大学の外科の馬場教授には、本当にお世話になり、熊本大学に何度となく呼ばれていますし、
最近では薬学部でも、関わり合いを持っています。
この2月には、熊本大学の薬学部の矢原先生にスーダンに来ていただきました。
また、「逝きし世の面影」を書かれた渡辺京二先生にお会いしたくて、
熊本にまで足を運んだことがあります。
たしか、渡辺先生は熊本日日新聞に連載をお持ちだと記憶しております。
熊本日日新聞のような地方紙が、地元のことをしっかりと報道し、さらに世界にも目を向ける!
本当に発展していってほしいと願います。
ロシナンテスも「閖上復興便り」という、ローカル新聞を発行しています。
これも成長していき、現在は1万部の発行です。
地方の発展、これは日本の再生のための絶対のキーワードになると確信しています。
さらなるものとして、地域医療、教育もありますね。そして農業はとても大切ですし、
地産地消のエネルギーが出来たらとも考えます。
スーダンで熊本日日新聞の取材を受けて、一人興奮していました。
イブン・シーナ病院の中を撮影しまので、掲載いたします。
川原尚行
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【カルテ庫】
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【術後の回復室】
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【透析室】
病院の外での待合室.JPG
【病院の外の待合室】