カメラ
私は、普段カメラを持ち歩いていません。
誰か撮ってくれるだろう、と思い、今までやってきました。
ただし、これを伝えたい!と思った時に、意にかなう写真がありません。
また、写真というもので、伝えられることを伝えていこうと、考え
カメラを購入しました。
日本を出発する直前に、大阪でほんのわずかに時間があったので、大阪にいる高校ラグビーの後輩の市口くんに電話をして
カメラ屋どこ?って聞いて、ヨドバシカメラにたどり着きました。
私は買い物をするときは、恐ろしいくらい時間をかけません。
店員さんの指示通りに購入します。
店員さんにしてみれば、こんなに良いお客さんはいないと思われるでしょう。
私が要求したのは、
1.砂ぼこりに強いもの
2.望遠でも、しっかりと撮影できるもの
この二点だけです。
店員さんは、ニコンのカメラを持ってきました。
「じゃあ、これください」
といって、カメラを購入しました。
相当に高い買い物でしたが、きれいな写真を撮れて、日本の皆様にスーダンの情景がお伝えできれば、
まあこんなものかと、思います。
ついでに、本屋さんによって、カメラに関する本を二冊購入しました。
さて、どこまでカメラ小僧になりきれるかです。
朝日とともに、起床し、朝の風景を撮影しました。
外でシーツにくるまれて寝ている人、起きだして仕事の準備をしている人などが見られます。
スーダン人は、だいたい外で寝るときは、頭からすっぽりとシーツをかぶって寝ます。
私が、夜中に緊急で呼び出されていったときに、頭からシーツをかぶっている姿を見て、
「もう、間に合わなかったのか、安らかにお眠りください」
と間違ったこともありました。
ちょっと目立つカメラなので、スーダンで撮影していると、ひと悶着ありそうですが、それも併せて報告できればと思います。
川原尚行