日本2012.04.07
清水さん、お疲れ様でした
昨日、気仙沼に行ってきました。
短時間ですが、有意義な視察でした。
深夜に名取に戻ってきました。
そして今朝、清水さんと一緒に日和山に登ります。
5時過ぎに、でっかい太陽が昇ってきました。
清水さんは、ガレキ撤去に京都の造園会社から昨年4月に当地で活動し、
一旦は、戻りましたが、7月に再びこちらに戻ってきました。
働いていた会社を辞め、被災地での活動に専念されました。
それから、9か月。
ロシナンテスのガレキ撤去隊長として、全国から来られるボランティアのまとめ役として
大活躍されました。
ガレキ撤去がほぼ終焉を迎え、清水さんが当地を後にします。
日本の職人さんの原型なのでしょうか、折り目正しい態度で、寡黙で、仕事を誠実にこなしていきます。私に持ち得ていないものを持たれています。
集まってくるボランティアの方々から、大変に親しまれ、清水さんがいたからこそ、600名近いボランティアの受け入れをロシナンテスが出来ました。
これから、日本全国を行脚するそうです。
ボランティアの方々が全国から来ましたので、そこを尋ねられたら大歓迎されるのではないでしょうか。
その清水さんと、一緒に日和山から出るお日様を見ました。
清水さんが中心となってお守りをしてきた桜の樹に水をあげます。
この桜、まだ芽が出てきません。
でも、きっと清水さんの愛情と太陽の暖かさで、きっと芽が出てくるでしょう。
信じています。
清水さんは、きっと素晴らしい「庭師」になられると思います。
本当にありがとうございました。
そして、再びこの地で会えることを祈っております。
川原尚行