スーダン2012.03.08
梟
私の高校時代の恩師の先生から、頂いたものがあります。
梟の置物です。
その先生は、陶芸を趣味としており、この梟もご自分で作られたものです。
ふくろうとは、「不苦労」で苦労せずに幸せを運ぶと信じられています。
それをスーダンの私の机の上において飾っていました。
すると、スーダン人のスタッフが、私に言います。
「ドクター、この鳥は不幸を運ぶ鳥とスーダンでは信じられています。
これを机の上に置くのは、あまり良くないと思いますよ」
「あれー!日本とスーダンでは全く逆か!」
こんなことは、よくあることですが、梟に対するイメージですよね。
日本では、単なる語呂合わせみたいな感じですが、スーダンでは、夜中に不気味に鳴く鳥なのでしょうね。
私の机の上から梟は、なくなりました。
日本の机の上に飾ることにします。
川原尚行