特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2011.10.03

結婚、出産、そしてお葬式

10月のスーダンは、本当に暑いです。
気温は50度近いと思います。
日向にいると、「日差しが痛い!」といった感じです。
さて、昨日はローカルスタッフのお父さんがお亡くなりになったとかで、お悔みに行ってきました。
いくつになっても、親を亡くすというのは、大変なことなのでしょう。
そのなかで、子供たちの歓声が聞こえてきます。
スーダンでは、子供の数が多いです。
この前、スーダンの医師たちを日本に連れて行ったときには、その医師たちが、日本にいて赤ん坊を見かけない、と言っていましたが
日本とスーダンを比べると、道端を歩いていて、子供に会える確率は断然スーダンの方が多いです。
統計的な数字から、当たり前のことですが、感覚としても当然のごとくあります。
今週末は、ローカルスタッフの結婚があります。
彼は、ロシナンテスの中でも一生懸命に働いておりますので、私事のようにうれしいです。
上述の子供たちは、ロシナンテスが設立され、その後に出産があり、もうその子供たちが
それぞれ4歳(双子ちゃん)、2歳になっています。
ロシナンテスのスタッフの中で、結婚、出産がありお葬式があります。
眼を大きく広げてみますと、当たり前のことですが、人は結婚して、出産して、お葬式をあげていくのだとわかります。
人が生きていくうえで、これは至極当然のことであり、それだからこそ、疎かにできないものだと思います。
もっと突き詰めて言えば、人生ってこれだけのことをきっちりと行っていくのかなと。
これは、日本であれ、アフリカであれ、宗教が違っても、そのようなことだと
何度も繰り返しますが、当たり前のことを再認識します。
東北では、この春たくさんの悲しみに触れました。
今後は、結婚そして出産とたくさんの喜びに触れることを期待しています。
川原尚行