天の川プロジェクト(Milkyway Project)
昨年の12月18日、南北スーダン親善サッカー大会を企画しました。
順調に準備できていましたが、土壇場に来て、南部スーダン側の都合で中止となりました。
はっきりとは、わかりませんが政治的な理由があったことも予想されます。
その後、1月9日に南部スーダンの住民投票が行われ、南部スーダンの独立が決定されました。
本年の7月9日に新しい国「南スーダン共和国」が誕生します。
いつか、南北スーダンの子供たちの交流を行いたいと思っていましたが、これを被災地(宮城県名取市閖上)
で行うべく現在準備を進めています。
前回のブログからスーダンに行くこと2回。
日本とスーダン、両国でそれぞれ送り出し、受け入れを準備を行っています。
まずは、日本の行程から。
29日にスーダンを出発して、30日に関西空港に到着します。
その日は、京都泊です。ホームステイとなります。
京都では、コスモポリタンジャパンの皆様方、いつも本当にお世話になります。
7月1日は、京都観光です。やはり日本を代表とするものとして京都を見せておきたいと思います。
2日に、京都から仙台に移動し、閖上へと向かいます。
被災地を視察したあと、閖上の子供たちとの顔合わせです。
夕方からは、歓迎会を用意しています。
翌日の3日は、閖上の方々が頑張っている朝市で朝食の予定です。
歌手のしおりさんが、朝市で歌を歌ってもくれます。
そして、不二が丘小学校で閖上地区の子供たちとスーダンの子供たちとの大運動会です。
4日は、東京へバスで移動します。
5日、6日は、長崎に行き、長崎の原爆資料館をはじめとして、原爆のことを勉強してもらい
そして長崎の海を堪能してもらう予定です。
そして7月7日に、日本を離れスーダンへと旅発ちます。
ちょうど七夕に、お別れしますので、天の川プロジェクトと命名しました。
さて、スーダン側の動きですが、まだ最終的に準備が整っていません。
詳しいことは述べませんが、日本からもスーダン側への働きかけを行っています。
あとは、よく言われる言葉ですが
「インシャッラ―」
日本流にいえば、
「人事を尽くして天命を待つ」
といった気分でしょうか、
私は明後日、関西空港に彼らを迎えに行きます。
川原尚行