館腰小学校には、閖上地区で被災した方々が避難しています。
現在600名くらいの被災民の方々です。
閖上地区は、壊滅状態であり、被災民の方々が受けた傷は計り知れないものがあります。
そのような中、私がここに入ってから1週間がたち、皆様とも心の交流が出来つつあります。
診療そのものより、私が変わらずに毎日来るという安心感を抱いていただきたいのです。
昨日からは、ラジオ体操を取り入れました。
窓を開けて換気をし、その間の体操です。
笑顔が多く見られるようになりました。
私は、何も望みません。被災した方々の笑顔さえ、見ることができれば幸せを感じます。
川原尚行
(撮影:内藤順司)