母子保健ワークショップ
表記ワークショップが無事終了しました。
ガダーレフ政府の都合で、当初の14日から16日に変更になり、
JICA所長の宍戸さんが、
不参加となりました。
とて残念でしたが、
さて、中身の方は、大いに盛り上がりました。
北九州からいらしてくださった助産師の嶋井さんの「
スーダン側から多くの質問が出てきました。
我々としては、これで引きつけておいて、
この多くの質問は、大変嬉しかったです。
なかでも、大きな議論となったのが以下のことです。
日本の出産は、99%が病院、クリニックで行われ、1%
スーダンでは20%が病院で、80%が自宅出産です。
スーダンは日本を目指すのがよいのか、正解は不明です。
日本の現状がよいのか、
数字以外のところで、スーダンの良さもあります。
家族でそして地域で出産というものをとらえられる。
心が通いあって、赤ちゃんの誕生を、皆でお祝いできる。
日本の良さは、出産前後で、お母さん、
このスーダンと日本の良さが合わされば、
母子保健の向上につながると思います。
そんなことを思わせるような嶋井さんのセッションでした。
その他、辰野さんの発表も素晴らしく、
ガダーレフ大学の医学部長のホメイダ先生は大統領の受け入れ準備
芹沢さんは、要所で大事な働きをしてくれました。
このワークショップ全体を仕切ったマスター岩間の働きも見事なも
来年、また第二回のワークショップを行います。
川原尚行