特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2010.09.28

二人の南部スーダンへの旅立ち

随分と更新を怠っていました。
忙しくて、落ち着いて机に付くことが出来ないような状態でした。
 
今現在も、決して落ち着いているわけではないのですが、そろそろ更新しないと
皆様方に忘れ去られるのではとの懸念から、書いております。


さて、更新できなかった間にあった出来事を列挙しますと
夏休みに5名の日本人学生をスーダンに受け入れ、
その後一週間ほどの日本帰国で講演会を5つばかり行いました。
そして、写真家の内藤さんと一緒に、スーダンに戻ってきて、さらに
ロシナンテスの事務局長の海原をスーダンに迎え入れました。
また、母子保健事業のフォローアップでJICA九州さんから訪問者があり、
西日本新聞社からのスーダンでの取材もありました。
最後に東京からの支援者が現在スーダンに来ております。
と、目まぐるしい毎日を過ごしています。
 
さて、母子保健事業やら交流事業、そしてスポーツ事業と、
それぞれ進展や問題があるのですが、スポーツ事業に関してです。
 
本日、今井さんと松崎君が南部スーダンへ渡ります。
当初、スーダン・サッカー協会からの招聘で日本から来た今井さん
そしてそのアシスタントとして松崎君がスーダンに来ましたが、
サッカー協会の会長選でのゴタゴタがあり、今後の対応に随分と振り回されましたが
スーダン南部のサッカー協会が、是非来てくれとの依頼で、二人の南部行きが決まりました。
 
南部スーダンは、内戦の主戦場となったところで、開発が随分と遅れ
2005年の和平合意以来、多くの国際援助機関が、各分野で展開していっています。
 
その中で、南部政府が主体となって、ほんの小さなことですが、サッカー関連で
日本人を招聘するというのは、ある意味「快挙」だと思います。
二人の航空券代は、南部スーダン政府が出してくれたのです。
 
今後、南北親善少年サッカー大会の開催を予定していますし、サッカーを通じた
和平構築を実践していければと思っています。
 
今日、南部スーダンへと旅立つ二人には、日本人の代表として胸を張って
活動してもらいたいと思います。
 
川原尚行