スーダン2010.08.20
至福になる方法
毎度のことながら、ラマダン月での断食は、私自身たいへんやっていて面白く感じます。
もちろん、体力や思考力はガタ落ちしますが、それはそれ、
走り続けるのではなく、たまにはこういうことも経験するのもよいことです。
おなかがすいて、夕方に沈みゆく太陽を見つめて自分自身を滑稽な姿だと思います。
そして、スーダンの人々と一緒に断食後の食事をすると、これが本当においしいのです。
ひとつぶのナツメヤシ。
一杯の水にありがたみを覚えます。
いつもより、ほんの少しの量で満腹になり、至福の気分になります。
簡単に幸せに感じる方法は、今より幸せを求めるのではなく、
今より少し苦難な状況に身を置けば、当たり前のことで幸せを感じ取ることが出来ます。
みんなでやってみませんか?
一日だけの断食でも。
川原尚行