日本からの学生さん
先週末に、
日本大使をはじめ、
関係者の皆様、本当にありがとうございました。
そして、ロシナンテスの式典に関わってくれたスタッフのみんな、
開始式典は村の人たちにとっても、
しっかりと活動を行っていかなければいけません。
さて、今月の初めより、
なんとなく、始まった学生研修ですが、
毎回、ビザの取得にはヒヤヒヤさせられますが、
学生さんには申し訳ないのですが、断念しようか!
とのところまで行きました。
でも、なんとかなるもので、
最後の段階で学生のビザが発行されました。
今までに、幾度となく受け入れてきて、なぜ、
それがスーダンであると、ご理解ください。
最後の段階でビザの取得が出来た学生さん、
そして、冒頭の式典の手伝いを行ってくれ、
その後、ガダーレフ大学の医学部生との交流会を行いました。
その中に、ソマリアから来た学生さんがいて、
彼が言うには、スーダンと言い、ソマリアと言い、
と力説していました。
彼は、ここで勉強して、母国ソマリアのために、
話を聞いている私自身が熱くなる思いでした。
また、ちょっとした時間がありましたので、
スーダンの方々と直接、話をしてもらいました。
私がいると、どうしても相手の方は私に話しかけますし、
私がいないほうが、彼らが当事者となって、話を聞き、
私が、学生たちを迎えに行くと、彼は涙を流していました。
聞くと、「スーダンの内戦の話を聞いたからです」
とても、純粋な気持ちで話を聞いたのでしょう。
スーダンの方の話を、一生懸命に耳を傾け、その話に涙する、
「直接、あるものに触れる」
「そして、自分で感じ取る」
簡単なようで、簡単ではありません。
私もそう心がけていきます。
学生さんお二人、お疲れさまでした。
川原尚行