企業版ふるさと納税でロシナンテスを応援しませんか
ロシナンテスの行う「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」が、2024年度も北九州市の「ふるさと納税を活用した協働のまちづくり推進事業」として採択されました。昨年度に引き続き2年目の実施となります。
「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」では、ロシナンテスと学校が連携し、北九州市の子どもたちにグローバルな視野を育む学びの場を提供しています。これまでに市内の小中学校で、アフリカの生活・文化、NPOの活動を教材とした出前授業を実施してきました。
この活動は、北九州市の企業版ふるさと納税の補助金で実施されます。
未来を担う子どもたちが、電気がない、水がないアフリカを知り、そこから自らに立ち返って日本のすばらしさや日常に感謝をするきっかけを作ることができればと考えています。
企業版ふるさと納税とは
企業版ふるさと納税とは、企業が、国が認定した地方公共団体の地方創生の取り組みに寄附を行った場合に、法人関係税から税額控除する制度です。損金算入による軽減効果(寄附額の約3割)と合わせて、令和2年度税制改正により拡充された税額控除(寄附額の最大6割)により、最大で寄附額の9割が軽減されます。
▼企業版ふるさと納税 パンフレット(内閣府地方創生推進事務局)
https://www.chisou.go.jp/tiiki/tiikisaisei/portal/pdf/R3panph1.pdf
本プロジェクトへのご寄付を受付中です
本プロジェクトへ、北九州市の企業版ふるさと納税を通じてご支援いただくことができます。ご寄附は2025年2月28日まで受け付けております。対象は、北九州市外に本社がある企業で、1回当たり10万円以上となります。
▼詳細は北九州市のウェブサイトから
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/27000119_00001.html
「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」概要
変化の厳しい現代に適応し、国際社会で活躍できる人材を育てるためのプログラムです。認定NPO法人ロシナンテスと学校等が連携し、子どもたちや市民がグローバルな視野を育むための学びの場を提供します。
●プロジェクト期間:2024年7月~2025年3月
●プロジェクト総予算:366万円
●活動内容
(1) 出前授業
アフリカの生活や文化、NPOの活動を教材とし、現地に滞在経験のある元教諭や講師による出前授業を実施します。アフリカと日本の違いを学び、自身の生活を振り返ることで世界に関心を向け、国際理解を深める機会を提供します。さらに北九州市に拠点をおくNPOのアフリカでの活動を共有することで、子どもたちが自らの夢や将来を広い視点で考えるきっかけをつくっていきます。
(2) プロジェクト報告会(2025年3月に開催予定)
出前授業で得た学びの理解や考えをより深めるため、市民へ向けたプロジェクト報告会を開催し、児童・生徒らに学習発表の場を提供します。
児童・教員の皆さまの声(昨年度)
昨年度は北九州市内の小学校9校で授業を実施しました。授業中だけでなく、休憩中にも質問をしにくる子や実際に民族衣装を着てみる子もいるなど、子どもたちや先生の関心の高さに驚かされました。
児童たちの声
・今、私が安全安心にこのプリントを書けることや、学校の友達や家族といっしょにいられることが幸せなことなんだと思いました。日本は平和なんだとしみじみ感じました。そして日本が平和になるよう助けてくれた方々に感謝したいと思います。
・世の中には自分の名前が書けない人がいるから、自分の名前を綺麗に大切に書きたいなと思いました。
・これからぼくは、当たり前という言葉に感謝して人の役に立てるおとなになっていきたいです。
学校(担当教員、校長先生)からの声
・子ども達にとって貴重で大切な時間となりました。あれから、日本の生活をあたり前とは思わず感謝して過ごしたい、ドクター川原のように医者になりたいと言う子ども達が出てきました。
・子供達は、本当にそれぞれに心に残るところが違っていますが、自分なりに考えることができたようです。これからの未来を生きるための種まきをありがとうございました。
・今回、授業をしていただいたことで、世界で起きていることを身近に感じることができるようになったと思います。「教科書に載っている」からではなく、「実際に今も地球のどこかで」と考えながら、学習を進めることができています。