Ｊ?ＭＥＴＳというのは、臨床工学技士さんの団体です。
http://www.j-mets.org/
上記がＪ?ＭＥＴＳのホームページです。
さて、Ｊ?ＭＥＴＳから二名の技術者がスーダンに派遣されました。
これで、スーダンへは４度目の研修となります。
イブン・シーナ病院は、我が国が１９８５年に建てたもので、今年で２５周年になりますが
そこで、セミナーを開催しました。
我が国との政治的な問題もあり、１９９２年から援助が停止されていましたが、
和平合意が達成された２００５年から援助が再開となり、
今後当病院をどの方向に導いていくのかも、大きな課題です。
私自身は、当病院への日本からの初期の技術協力は素晴らしかったと思っています。
これは、評価してよいと思います。
そして、１５年近い断絶のあとの将来像を描くのに、
臨床工学技士の立場から病院をみる事が出来ました。
詳しい事は、Ｊ?ＭＥＴＳからの報告書を待つこととしましょう。
ロシナンテスのホームページでも公開いたします。
今回も含めて４度目のセミナー開催で、
今までより深く当病院やスーダン医療事情が理解できましたが、
理解できてきたからこそ、今後どうしていくかが迷いを生じてきます。
腰の据わった協力体制を築かなければいけません。
ロシナンテスもそうですが、Ｊ?ＭＥＴＳもＮＧＯです。
ＮＧＯの良さは、大きな規模での事業の実施はできませんが、フットワークの良さ
そして、スーダンの方々との強く、深い結びつきができることです。
Ｊ?ＭＥＴＳは、名古屋を中心としていますので、
今度は名古屋でも講演会を行えればと思っています。
ロシナンテスは、北九州を地盤にして、
そしてＪ?ＭＥＴＳは名古屋を地盤として、
それぞれ地域にあった特性を生かして国際協力が出来ればと思います。
Ｊ?ＭＥＴＳの方々、伊藤さん、奥村さん、本当にありがとうございました。
そして、こらから頑張ってまいりましょう！
ロシナンテス
川原尚行