スーダン2010.03.22
学生交流
写真のように日本とスーダンの学生さんの交流を行っています。
賀茂くんは、スーダンの医学部生と仲良くなり、一緒に裸足でサッカーを行い、
そして尖った石でスーダン人と一緒に怪我をし、そんなのが縁で、その人の家にまで泊まりに行きました。
翌日、その学生がスーダンの医学部の教授のところに行って、ぜひとも日本の学生さんともっと交流がしたい!
と直訴していました。
その教授が私に、「ぜひ、この話を進めてくれないかね!」
と言うものですから、私は賀茂君に
「おまえ、中心となってやれよ!」
と彼に申し渡しました。
賀茂君は、気のない返事で「わかりました」と言ったものの
「どうすんの?」
という問いに
「前原先生のところに行きます」
との答え。
前原先生は私の医局の教授で、とても理解を示してくださっていますが
なんでも、かんでも教授に任せていては、学生自身のためにはなりません。
少なくとも、具体的にどのようにしたら、この学生交流が進むのかを自分の頭で考えて
そして学生の仲間を募って、それから教授のところにいくのなら、理解できます。
この件に関して、賀茂君への宿題としています。
賀茂君が
「後輩のためにも頑張ります」
と言いましたが、実は、その第一歩を踏む事は、自分自身のためになるのです。
失敗はもちろん、ありです。
私が責任をとりますよ。
頑張れよ!賀茂!
ロシナンテス
川原尚行