大宰府天満宮
長女の高校受験合格祈願のために、大宰府天満宮に行きました。
一人ではなく、大学時代の友人と高校の大先輩と一緒です。
大先輩は、私の34期上の方です。
ロシナンテス設立以前から、本当に厚いご支援をしてくださっています。
食べ盛りの子供たちのために、お米が毎月我が家に送られたりもしました。
御自分は、大学には行かずに弟さんや妹さんの大学進学の面倒をみており、
相当の苦労をなさった方です。
だからこそ、細やかな配慮のもとで、応援してくださっています。
その3人で、大宰府天満宮参拝です。
昨日は、ポカポカ陽気で、梅がきれいに咲き誇っており、久しぶりのゆっくりとした気持ちになりました。
大先輩が、絵馬に私の長女の合格祈願を書いてくださりました。
それに、私が書き足し、それを写真に収めようとしました。
しかし、手元にカメラがありません。
すると、大先輩が私の携帯で撮れば良い、と携帯電話を差し出してくれました。
機会に弱い私はどうして撮ってよいのか分からずに、あれこれ迷い、ようやく撮影ができました。
ふりむくと、大先輩がいらっしゃいません。
トイレにでも行かれたのだろうと、軽く考えていました。
いくら待っても、大先輩の姿が現れません。
大学時代の友人と手分けをして捜索しますが、いっこうに駄目です。
1時間くらい経過しました。
何か手立てはないかと、巫女さんに相談すると、場内放送があるので、それを利用したらよい、とのアドバイスをいただきました。
しかし、まだ見つかりません。
携帯電話は私が持ったままです。
さらに1時間が経過しました。
私は歯医者さんの予約があったのですが、キャンセルの電話をかけます。
夕方には岡山まで仕事で行かないといけないのですが、それもどうなるやら不安が募ります。
警察に相談しようかとも思いましたが、再度場内放送をお願いしました。
すると、参拝客の方が声をかけてくださり、巫女さんとともに大先輩が来られました。
本当に心の底から安堵しました。
私の友人も懸命に探してくれましたし、参拝の方や巫女さんたちにもお世話になりました。
ありがとうございました。
結果、2時間以上も大宰府天満宮の境内にいたわけで、こんなに境内にいたのは私たちくらいのものでしょう。
長女は絶対に合格しますよね。
その後のスケジュールが大幅に狂い、北九州まで車で戻って、新幹線に乗るつもりが、岡山に間に合うように
博多駅で車をとめ、新幹線に飛び乗りました。
岡山には、多少遅刻しました。
そこで、将来的なよい話ができ、それからまた新幹線に飛び乗り、本来降りるべき小倉を通り越し、終点の博多まで行き、
そこから車で、北九州に戻りました。
家に着いたときは、翌日になっていました。
歯医者さんに行くことができず、私の歯の治療が中途半端のままで過ごさなければなりません。
今から、東京に向かいます。
名古屋、大阪と行き、戻りは26日です。
そして、28日には、スーダンに向かいます。
歯の治療は、いつ?
長ーい一日でしたが、大宰府天満宮の咲き誇る梅を見つめての捜索は、今思えば素晴らしい時間を過ごせたと思います。
大先輩に感謝です。
ありがとうございます。
川原尚行