スーダン2007.06.30
今日は黄色いご飯を食べました。
離れている人から、たまにメールが届く。
一通一通に感謝をしている。
メールを送ってくれてありがとう、と書きたくて
カタカタカタ、とキーボードを鳴らしたら
画面には「エール」と出た。
ただの打ち間違いなのだけれど、
なぜか嬉しくて、体温がすこし上がった。
メールはエールというのは僕にとって真でもある。
友達よ、エールを送ってくれてありがとう。
日本で学生をしていたときは
携帯電話で毎日のように誰かとメールをやり取りしていた。
代返のお願いと、休講のお知らせ、
何かの確認などを除けば
ほとんど文章自体には意味のないその頃のメール。
一人で本を読んで過ごすのも好きだが
時にひとりぼっちの寂しさに耐えられない
かよわいバンビちゃんのような僕らは
用事がなくても、携帯電話を取り出していた。
そういう軽めのコミュニケーションも必要であるし
もちろん嫌いではなかったけれど
今、数週間や数ヶ月の間隔で送られてくる
携帯時代より長めの近況報告も、味があってよい。
荒井繁