スーダン帰任
毎回、日本へ帰国するたびにスケジュールが濃密になってきています。
ある日は、早朝4時に起き、5時半発の北九州空港発東京行のスターフライヤーに乗り、
TBSラジオに向かい、ラジオ番組に出演しました。この番組の反響はすごく、私の知る限り130件余りの電話での問い合わせがありました。
そのために、事務所の電話が、いわゆる「パンク」したようです。
うれしい悲鳴ですね。
ラジオ出演の後は、とても重要な会談を行い、時の経過するのも忘れたほどでした。
その時間感覚が悪いのか、15時40分羽田空港発の北九州行の飛行機に乗らなくてはならないのに
浜松町へ着いたのが、15時10分前でした。
そして浜松町15時12分発のモノレールに飛び乗りました。
事務局長に電話をかけ、「夜の講演は間に合わないかもしれない、その時はお前よろしくな!」
電話を受けた事務局長は顔を青ざめたに違いありません。
それでも、あきらめてはだめです。
荷物を抱え、羽田空港に到着すると同時に、ダッシュです。
エスカレーターを駆け上り、声を出しながら人によけてもらい、
ギリギリで飛行機に間に合いました。
いつも、空港そして駅の構内を走っている感じがします。
しかも、全力疾走です。
事務局長に「飛行機に間に合った」と電話をかけると、安堵した様子でした。
夜の講演会を終えたときは、どっと疲れを感じたものでした。
そして、日本滞在の最後は、北九州でのイベントが夜まで続き、家に帰ったのは夜の10時過ぎ。
家族と短いですが、会話を交わし、寝ました。
朝の4時に目がさめ、出国準備をします。
今まで、全く何もやっていませんでした。
そして、東京へと向かいます。
JICA広尾の地球ひろばであるイベントにパネリストをして出演するためです。
司会は、福留功男アナウンサーです。
やはりプロの仕事は違います。
私自身の勉強になります。
栃木工業高校の発表に、面白いものを感じました。
工業高校というのは、案外これからの社会で素晴らしい若者を創出する予感がしました。
懇親会で、これが最後ばかりと酒をあおり、酔っぱらって羽田に向かい、関西空港へ行きました。
関西空港ではAARの方と会うことができました。
彼にいろいろと手伝ってもらい、無事チェックイン。
飛行機の中では、すぐに爆睡状態に陥りました。
満席で狭いエコノミーの席でも、熟睡できます。それくらい疲れていました。
離陸したのも覚えてなく、食事もとらずに、気がつけば、もうドーハ近くのインド洋上でした。
ドーハ空港でも、ずっとイスで眠りこけていました。
そして、スーダンへ。
三田君が迎えに来ています。
事務所に着くと、岩間さんが元気よく迎えてくれます。
スーダンでも、我が家に帰ってきた気分です。
暑いので早速パンツ一丁になって、日本でのことを二人に話していきます。
明日から早速、仕事が入っています。
頑張らないと!
でも、まずは寝ます!
川原尚行