東京下町
私は今東京にいますl。
ビジネスホテルではなく、お世話になっているUNIPHの事務所のソファーに寝ています。
場所は浅草橋です。
先日、UNIPHの山本さんと浅草橋駅近くの居酒屋に行きました。
私は、魚が大好物でして、魚ばかりを頼みました。
そして、魚の種類もお店の人にいろいろと聞いたりしました。
すると、この居酒屋に魚屋さんがいるとのことで、魚に関していろいろと教えてもらいました。
この近くに親父さんの経営する魚屋さんがあるようです。
サンマはひとつ350円くらいするそうですが、スーパーで98円で買うよりも
魚屋さんの声がじかに聞けるので、350円のサンマを今度買おうと思います。
私は、スーパーというところはあまり好きではありません。
魚屋、八百屋みたいに直接、会話のできるところが大好きです。
多少高くても、そちらで買う方が心が通じ合えるような気がします。
貧乏な私ですが、そう思います。
先日、お酒を頂いた後に、深夜12時近くに事務所の一本筋の違うところに
銭湯があるのを発見しました。
事務所のユニットバスに入るよりも、銭湯に入る方が気持ちが良いだろうと
暖簾をくぐりました。
確か深夜11時45分ごろだったと思います。
終業時間が深夜12時です。
番台にいるのが、驚くべき事に小学生が座っていました。
この小学生にこれから入ってもよいか聞くと、よいとのことです。
そこで、スーツを脱ぎ、裸になります。
スーツの中に大金が入っていることに気づき、その小学生に
「これ、大金がはいっとるけん、もっとってー」
と九州の言葉でお願いします。
小学生も、このビニール袋に入れてくださいとのことで、スーツを預けます。
風呂に入るとめちゃくちゃに熱いです。
隣のおじさんに話しかけます。
「あつかですねー」
「東京の風呂は皆こうだよ」
私は負けずキライです。
「我慢比べしましょうか」
そのおじさんも
「よっしゃ」
とのことです。
こっちは、酒を飲んでおり、すぐにゆでだこ状態です。
何とか勝とうとしたのですが、負けてしまいました。
帰りは、スーツを着る余裕もなく、だらしなくシャツの前を広げてだらだらと帰りました。
こんな体験をしていると、東京の下町は風情があるなあと思います。
今度は酔ってないときに、あのおじさんと我慢比べに挑戦したいです。
川原尚行