特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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日本2009.09.28

小金井第二中学校

私には、小学生、中学生そして高校生の3人の子供がいます。
ですから、子供たちに講演をして回るのは、私自身とても楽しく感じます。
昨日は、小金井第二中学校で講演を行いました。
これは、今年の春に東京経済大学で講演会をした際に、この中学校の先生がいらしており
「ぜひうちの中学校でも、講演をしてください」
と依頼されてのものです。
その前日は、九州大学で講演をして、懇親会もあったので家に帰り、寝たのは深夜3時くらいでした。
6時には起床し、8時の飛行機で上京しました。
カメラマンの竹林さんに羽田空港まで来てもらい(いつも車を出してくださりありがとうございます)
中学校に入りました。
校長先生、副校長先生そして竹林さんとともに
給食の検食(いわゆる毒見)を行いました。
私の好物のカレーでした。
なかに、ゴーヤが入っているのには驚きましたが、おいしかったです。
機材の準備に体育館に向かう途中、行き交う生徒さんたちが明るく挨拶を行ってくれます。
私は学校関係で講演をしますが、廊下の雰囲気だけで、だいたいの学校が生き生きとしているかがわかります。
その意味では、とっても好印象でした。
講演の後、積極的に生徒さんたちから質問が出ます。
私も真剣に答えます。
中学生からの質問は、いつ受けても、私自身のよい刺激となります。
そして、先生から感想文の一例をお聞きしました。
私は講演会の最後に、「ハチドリのひつしずく」の話をします。
これは、簡単な話ですので紹介します。
燃えている森の中から動物たちがいっせいに逃げ出します。
そこへ、小さなハチドリがくちばしに水を蓄えて燃えている森のほうへ行っています。
逃げ出した動物たちは、ハチドリに笑いながら言います。
「お前何やってんだよ?」
ハチドリはこう答えます。
「ぼくには、ぼくのできることをしているだけです」
これだけの話です。
感想文にはこうありました。
「逃げ出した動物たちが、燃えている森を何とかしようとするように働きかけるような生き方をしていきたいです。」
私は、鳥肌が立つほどに感動しました。
子供たちには教えられることも多いです。
この子供たちが大人になったときに、一緒に仕事ができるように、私も頑張って長く活動が続けられるようにしたいと思います。
川原尚行