プチ図書館の本で支援。誰もが参加できる社会貢献を~ロシナンテ法人インタビュー:東レ労働組合大阪支部さま
ロシナンテスの活動は、多くの皆さまからのあたたかいご寄付により支えられています。
この度、組織として応援いただいている団体や企業さまに、そのきっかけや想い、社会貢献の取り組みについてインタビューをする企画を立ち上げました。
第2回は東レ労働組合大阪支部さまです。東レ労働組合大阪支部さまは、東レ株式会社大阪事業場に所属する組合員によって組織される労働組合です。
2023年夏にロシナンテスへ古本のご寄付をいただきました。日頃どのような活動をされているのか、東レ労働組合大阪支部 支部長の柴田宏美さまにお話をお伺いしました。
ロシナンテスを知ったきっかけは?
2023年夏の古本寄付キャンペーンの際に、ロシナンテスさんからお声がけいただいたことがきっかけです。東レ株式会社にご案内をいただいたのですが、その後本社から、プチ図書館で本をたくさん所有しているこちらに情報共有がありました。
プチ図書館はどのようなお取組みなのでしょうか。
東レ労働組合大阪支部には、組合員が利用できるプチ図書館があります。組合員から寄付された本や組合費で購入した本を置いており、組合員が休憩時間にコーヒーを飲みながら気軽に交流できる場所として運営しています。今回、このプチ図書館にある本を整理する際に、ロシナンテスさんに協力させていただきました。
古本寄付に参加してみてどうでしたか?
古本寄付キャンペーンは、大変ありがたかったです。年に一度プチ図書館に置く本を選定しているのですが、これまで不要になった本は処分していました。今回古本寄付に参加したことで、処分するはずの古本を役立てることができました。世界のどこかの誰かのためになっていると思うとうれしく、これからも古本寄付に継続して参加していきたいと思っております。ロシナンテスさんよりキャンペーンのお礼として、アフリカ布で作られたしおりをいただきました。しおりはプチ図書館の横に置いて、来られた組合員にプレゼントさせていただきました。さまざまな柄のしおりがあり、どれにしようかと楽しみながら選んでいる様子が見られ、人気ですぐに無くなってしまいました!
東レ労働組合大阪支部さまでは、そのほかにどのような活動を行っているのでしょうか。
東レ労働組合では、「ゆうトピア活動」という社会貢献活動を実施しています。「ゆうトピア活動」では、組合の理念である「広く世の中に目を向ける」という実現に向けて様々な活動を行っており、組合全体で行うもののほか、今回の古本寄付のように支部ごとで実施することもあります。参加へのハードルを低くして、組合員に気軽に参加いただけるよう工夫しています。
大阪支部では全フロアの自動販売機の横にペットボトルキャップ入れを設置し回収しています。集めたペットボトルキャップは、買取金額の一部が寄付となり、発展途上国の子どもたちのワクチン支援につながっています。
また、書き損じはがきを回収し寄付する「家に眠っているお宝キャンペーン」や「愛の一円玉募金」という募金活動も継続して実施しています。「愛の一円玉募金」は、上部団体のUAゼンセンに加入している化学素材業種の他企業と合同で行っているもので、職場内で各担当者が募金箱を回覧して寄付を集めています。寄付先の選定は各支部回り持ちで選定、決定しており、各地域で社会貢献活動を行っている団体を選んでいます。
ロシナンテスへ期待することやメッセージをお願いします
アフリカへの支援はなかなか一個人ではできないことなので、「医療を届ける」という大事なことを行っているロシナンテスさんに協力ができて非常にありがたいです。ぜひこれからもこの活動をずっと続けていただきたいです。我々も東レ労働組合一同で、ほんの少しでも力になれればと思っております。
東レ労働組合大阪支部さま、ご協力ありがとうございました!