能登半島地震の被災地に車両を届けました
ロシナンテスは、特定非営利活動法人HuMA(Humanitarian Medical Assistance:災害人道医療支援会)と共同で能登半島での被災者支援活動を行っています。
2024年1月2日より災害医療の活動を行っていたHuMAからの要請を受け、ロシナンテスでは主に、ボランティアの募集・派遣や車両の調達といった後方からできる支援を行ってきました。
ボランティアの皆さまが現地で尽力してくださっています
食料も寝床もトイレもままならない発災直後の被災地は、支援する側にとってもかなり厳しい環境でした。被災地での活動経験のある方であっても、1週間以上の活動は難しいだろうと判断し、複数のボランティアの方に順番に現地に入っていただけるよう、募集と調整を行いました。
募集職種:
・医療従事者:医師(救急救命医・産婦人科医)、看護師、助産師
・ロジスティシャン
必須条件:
・発災直後の被災地での活動経験があること
・ロジスティシャンは運転免許を有していること
難しい条件での募集で不安に思っていましたが、1/12の募集開始以降、本当に多くの方に応募いただきました。災害医療のご経験のない方はお断りをせざるをえず、大変心苦しい気持ちでした。しかし、日頃から大変なお仕事に従事されているにも関わらず、できることを、とおっしゃってくださるお一人お一人のあたたかいお気持ちに、励まされてきました。
1月末で、一旦募集は終了しております。ご応募くださいました皆さま、情報拡散にご協力くださいました皆さま、本当にありがとうございました。また、私たちがこうして適宜柔軟に動けるのは、日頃よりロシナンテスを支えてくださっているご支援者の皆さまのおかげです。あたたかい応援に心より感謝申し上げます。
2台の車両が現地で活躍しています
HuMAは、避難所や病院を拠点に、孤立した住宅やほかの施設への往診も行っています。その際に使用する車両が足りていないということで、調達を行いました。
現在、石川県七尾市・珠洲市を中心に、支援者の輸送及び巡回診療(避難所・介護施設への往診)で活用されています。
この2台の車両は、浜田省吾さんと仲間の皆さまから構成されるJ.S.Foundationさまからのご支援で購入いたしました。
なるべくHuMAに直接ご寄付いただきたいと考え、ロシナンテスとしてはご寄付の呼びかけをしていなかったため、こうしたご支援は本当にありがたいです。
J.S.Foundationさまからのご支援は、浜田省吾さんの事務所であるロードアンドスカイさまからの応援や、コンサート会場での募金が集まったものです。たくさんの方のあたたかい気持ちが、こんなに大きな力になっているということを、関わってくださったすべての皆さまにお伝えしたいと思います。
現地からの活動報告は毎日更新されています
HuMAの現地での活動の様子は毎日(!)更新されています。こちらもぜひご一読ください。
https://huma.or.jp/activity/2024-noto-earthquake/