新橋は通過します
遠征2日目も無事終わりました。
朝一番で大阪から東京へ入り、ニューオータニでの昼食会にでかけます。
いつまでたっても、東京に不慣れな私も、今回は気合を入れて事前調査を行い、
羽田(飛行機で大阪から移動です)から、モノレールで浜松町、そして新橋で
銀座線に乗り換えて、赤坂見附でおりて、徒歩3分と頭に入れていました。
順調に、浜松町まで来て、目の前の電車に乗りました。
新橋で降りようとすると、なんと通過するではないですか。
京浜東北線は、新橋に停車しないのを知りませんでした。
仕方なく、東京駅で降りました。
全くの想定外で、駅員さんに道順を聞きました。
丸ノ内線で、四谷で下車と教えていただきました。
四谷で降りましたが、どの方向なのか分からず、道行く人に聞きます。
「あっち」
と指さされ、その方向に向かいます。
時計を見ると、約束の時間にギリギリなのが判明。
でかく重いカバンを持ちながら、全力疾走です。
駅から、ホテルまでが下り坂なのが、幸いしました。
歩道を行くのも人通りが多く、車道をコロコロのついた大きなカバンを転がしながらでの、疾走です。
しばらくして、再び通行人に道を聞きます。
「ニューオータニはどこですか?」
「目の前の建物だよ」
「どっから入ればいいんですか?」
「目の前の坂を登って、右に入れば入口だよ」
とんだ田舎者と思われたでしょう。
その上り坂をダッシュします。
そして、約束の時間にほんの少し遅れる程度で到着しました。
もう、汗だくです。
忙しい日のスタートとなりました。
食事会を終え、明治大学での講義に行きます。
その後、会議があるので、その場所に移動。
そして、懇親会。
気がつけば、いつものごとく次の日になっています。
今日の宿は、安西大先輩と海原と私で3人一緒に和室で「川」の字で寝ることになっています。
そこへ、スーダンに気が正式に決定した「しげちゃん」も泊まるようになり、「川」の字に点が入ることになりました。
いびきのうるさい安西先輩に惑わされることもありませんでした。
そして安西先輩の「今、何時か?」の問いかけで目が覚めました。
しげちゃんが、「5時です」と答えます。
7時51分出発の電車ですが、メールチェックもあるので、5時から起きだします。
また、忙しい一日のスタートです。
川原尚行