帰国しました
スーダン出発、当日の朝、笑ってしまうくらいのすごい砂嵐でドーハからの飛行機の到着が遅れ
定刻よ4時間遅れでスーダンを出発できました。
私はインターネットで情報をつかんでいましたので、空港へは遅れて到着しましたが
情報をつかんでいなかったスーダン人の乗客は、空港ロビーでたいそう疲れて待っていました。
ドーハまで3時間半、そして4時間くらいの待ち合わせで、関空行きの飛行機に間違いなく乗れました。
飛行機の中では、目がさえて、映画を二本見ました。
「おくりびと」、「私は貝になりたい」です。
「おくりびと」は、本木さんの演技がすばらしかったですね。
誰もが嫌がる納棺師の仕事を頑張り続け、その仕事から「死があっての生」を見るようになった
主人公とその妻。
それに、中央と地方、さらに親子の絆も描かれていて、飛行機の中で涙を流しました。
「私は貝になりたい」は、皆様もご存知のストーリーですが、特に子供たちとのシーンには
泣かされました。
飛行機の中の食事の後に、ブランデーを飲みながら見たものだから、始末が悪いものです。
横に座った中東のおじさんには、さぞかしおかしな日本人に映ったでしょう。
さて、10時間かけて関西空港に到着しました。
新型インフルエンザの影響でかなりな時間の入国審査があるだろうと予想していたのですが、
それはアメリカ方面からのみのようで、中東からの便の乗客は、普通どおりに入国できました。
そして、「はるか」と新幹線を乗り継いで、小倉に到着しました。
そこには家族全員で迎えに来ていました。
ようやく、実家に着いたのが夜の10時前、スーダンの事務所を出てから26時間かかりました。
10時半から、以前に助成を申請していた団体からの電話インタビュー(何せ忙しく、この時間帯しかありませんでした)。
そして、メールチェックをするとスーダンからあまりよくない知らせもあります。
なんとかしないといけませんが、これは私がスーダンに戻ってからの仕事でしょうか。
今朝は、時差ぼけか朝5時に目が覚め、体を清めて、近くの神社に帰朝報告を行い、
いま、ブログを書いているところです。
隣で寝ている嫁さんは、いい迷惑でしょうね。
今回の帰国は、今まで以上のスケジュールを組んでおり、体調管理だけはしっかりとして予定をこなしていくつもりです。
まずは、娘のバレーの応援にいってきます。
川原尚行