特定非営利活動法人ロシナンテス

活動報告ブログ

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スーダン2009.05.07

本日、帰国します

昨日は、朝からハルツーム教育病院に向かい、その後、大使館へ伺いました。
私が勤務していた当時のスタッフは、ローカルスタッフのみです。
もちろん、日本のスタッフの方々とも仲良くさせてもらっていますが、一緒に働いたことのあるスーダン人スタッフには
どちらのほうも、親しみがわきます。
あるスタッフは、通信教育で大学を卒業し、その証明書を見せてくれました。
「ドクターのおかげで、卒業できました」
私が財政的支援を行ったものです。
大使館の日本人スタッフは、2,3年で勤務地が変わっていきますが、
ローカルスタッフは、変わりません。
以前のタンザニアのときも、私のことを温かく迎えてくれたのは、ローカルスタッフでした。
その後、JICAにも一時帰国の挨拶に伺い、私の尊敬する所長さんと話ができました。
この所長さん、本当に素晴らしい方です。
JICAの保健の分野についての今後の方向性に関して、話を伺いました。
また、うちが計画している保健分野のこと、スポーツ事業に関しても、貴重なご意見を承りました。
事務所に帰って、残務をし、食事をしました(霜田君特性の野菜炒め)。
その後、丸ちゃんとサッカーの試合を見に、スポーツバーみたいなところに行きました。
酒はありませんが、水たばこを吸いながらの観戦です。
強烈な試合で、大興奮しました。
バルセロナVSチェルシーで、これは審判がひどかったです。
でも、この「人間がミスをする」ってことをも含めてのサッカーなのでしょう。
興奮冷めやらぬ状態で店を出ようとすると、そこには旧知の中国人がいます。
彼とは、同じ時期にスーダンにきて、彼と彼の父親で中華料理屋を経営し始めたころからの付き合いです。
彼の店にもよく通い、良い意味で店・客の関係以上なお付き合いをしていました。
この店で、練炭の不完全燃焼で一酸化炭素中毒になり、私は一時意識不明状態になり、死にかけたこともありました。
その後、私がロシナンテスを設立し、あまり外食もしなくなって、疎遠になっていたところでの再会でした。
彼は、泣きそうな眼をして、再会を喜んでくれました。
深夜に家にたどり着き、いつものことですが、出国の準備を全くしないまま、せんべい布団に横たわります。
朝起きると、あたりは別世界でした。
「うわー、雪が積もっているように砂が積もってる」
雪なら、ロマンチックですが、砂ですものね。
家の中にも、砂が降り積もっています。
そして、この砂嵐で飛行機が飛ばないこともあります。
そういえば、いつも聞こえる朝の轟音はなく、それは飛んでいないということでしょう。
土曜日にラジオ出演する予定ですが、砂嵐のために出演キャンセルの事態もあります。
ごめんなさいね、FM北九さん。
丸ちゃんが、インターネットで調べてくれた所、3時間20分遅れで出発する予定だそうです。
あーよかった!
川原尚行